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夏休みの睾丸
【SM 官能小説】

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アルバイト-2

深夜、ユリヤが帰ってからレイラは店に現れた。レイラにとっては、ここに来るのはアルバイトではなく、日課のようなものだった。受け付けを通る時、男から、いつものお客さんがもう待っていると言われ、レイラは支度を急いだ。
普段どおり、どこかの学校の夏服を綺麗に着たレイラは黄色い照明の部屋に入った。もちろんマスクは着けていた。全裸の、痩せて肋骨の浮いた男が手足を縛られて床に転がっていた。鞭を持ってその横に立っていた軍服姿の女性は、レイラが来ると最敬礼して見せた。既に男の体には打たれた痕があり、急所も赤黒く腫れていたが、なお硬く上を向いていた。
「さあ、罪をそそいで綺麗になりましょうね」
とレイラが丁寧に言うと、軍服の女性は男性の体を跨いでズボンを下ろした。女性は中腰の姿勢を取り、手に持った筒へ放尿し始めた。入らないでこぼれた分は男性の胸や顔にぼたぼたと落ちた。
大きな注射器のようなその筒が一杯になったところで女性は蓋をした。女性は男性の縛られた両脚を上げさせ、尻の穴にそれを突き刺した。そして温かい汚物をゆっくり注入していった。
レイラはスカートをまくって男性の顔にしゃがんだ。下着は着けていなかった。一日を終え、汚れてにおうはずの肛門からまず、レイラは男性に舐めさせた。首を起こし、熱心に男性は皺の間を舐めとっていった。
レイラはこの仕事も、この男も、またこんな自分も大嫌いであった。しかし取り分け、こういう仕事を平気でして稼ぐ「女」という存在一般が憎らしかった。ただ、その感情は意識されずに暗くくすぶっていた。クラスの女子のリーダーは、部下を決して愛してはいなかったのである。
「立派なトイレね。ありがとう。ではビデをお願い」
とレイラは言った。決まったセリフであったが、ありがとうはレイラが勝手に加えたものだった。レイラの好きな場所を男性はよく知っていて、長いことそこを吸うのだった。自分も世界も忘れる恍惚感を味わいながら、男性の鼻と口を溝に挟んだレイラは、力みさえ入れて勢いよく放尿した。咽せて苦しむ男性の尻にも女性の小便がなお入れられつつあった。
女性もレイラも注ぎ終わって、男性の呻く声がやんだ頃、レイラは言った。
「これであなたの体は女性に満たされました。続いて治療に入ります」
レイラはポケットに用意した針山を取り出した。そして、硬く腫れている男性の急所の根元から、一本ずつ針を刺していった。
「恥を知りなさい」
レイラが、被った男性の先の皮をめくって、柔らかそうな赤い頭に針を刺していくと、男性は、助けてくれと叫び声を上げ、レイラの手に射精した。
男性はレイラたちの学校の校長であった。

仕事を週四日入れたユリヤは、二週目が終わる頃にはもう慣れてしまっていた。子供でも潰せる内蔵ぶら下げて男は哀れと言い、手で握りしめるシーンもメニューに加わった。女には無いものだから、どのように痛いのかまるで実感がなく、手触りにさえ慣れればこれも平気で力一杯することができるのだった。ナスターシヤ含め、ほかの女性もそういうことらしい。店は、ナスターシヤによれば、ユリヤのお陰で客の入りが増えているとのことだった。最初に会った禿頭の男性は常連らしく、指名もあって何度もユリヤは相手をしていた。
言葉には力があるものだ。例のセリフを繰り返しているだけで、ユリヤの男性を見る目が変わってきた。クラスの三人組の様子を思い出すにつけても、男は女性より下の存在なのだと感じられた。そして、不自由にも股間に罪をぶら下げているものだと見えた。ニュースに挙がる犯罪者の名前も男ばかりではないか。しかし、「生まれてきた罪」とはなんだろうか。ユリヤはこれを、罪があるから男に生まれたのだと解釈した。罰として男に生まれたわけである。生まれ変わりをありうることと考えていたユリヤこその解釈だろう。また本当に、女性は男性の罪を取り除くことができるのだとユリヤに思われてきた。「男性である罪を悔いる」と言っても、そう生まれてしまったからには、解消する方法がなくては無意味である。男を導き、ぶら下がった罪の結果をなんとかすることが女性の義務だと思われてきた。ユリヤは仕事に価値を見いだし始めていた。


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