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夏休みの睾丸
【SM 官能小説】

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夏休み-1

夏休みの睾丸

ユリヤが十三歳の夏休み、友達の姉からアルバイトの誘いがあった。その人は大学生で、自分のアルバイト先の手伝いを少しの間して欲しいという。仕事は、コスプレをしてその人のそばにいるくらいだということだった。子供のユリヤを勿論そのまま雇うわけには行かないから、お金はその人が払ってくれるという。なぜ自分なのかとユリヤが聞いたところ、ユリヤちゃんは気が強くて美人だからねと言われた。その人は、ユリヤの友達である妹から、ユリヤの「勇敢な行動」について聞かされていたのであった。
ユリヤは赤くなってその人の言葉を聞いていた。曰く、「ユリヤが男の急所を蹴り飛ばして意地の悪い男子を三人も泣かせてやった」。確かにそういうことをユリヤはしたのだが、実際、ことの運びはかなり違っていたのである。

それは夏休みの始まる七日ほど前のことだった。昼休みの教室で「意地悪な男子」三人の標的にユリヤがなった。以前から、ユリヤはよく男子にからかわれていたのだった。おっとりしていて顔つきも愛らしく、いつも口元に笑みを湛えているユリヤは、しとやかに見えていかにも優しそうな子であった。それでいて、何かあっても泣いたり落ち込んだりすることがないので、ユリヤは男子にとって、からかいやすい対象なのだった。
スカートをまくられたユリヤがそれを前から手で押さえていると、別の男子が後ろからまくってきた。勢いのついた男子たちはユリヤのスカートを下ろそうとし始めた。全員が本気だったわけではなかろうが、その時の指のかかり具合で、結局パンツまで脱げてしまった挙句、転んでユリヤは頭を机にぶつけてしまった。立ち上がろうとしたユリヤは裸の尻のまま四つ這いになった。
男子三人組の一人は、興奮すると過激さに歯止めが掛からなくなる傾向があった。彼はユリヤの尻をぺちんと叩いてから
「浣腸」
と叫んで両手を組み合わせ、伸ばした人差し指と中指を女の子の肛門に突き立てた。一度前のめりに倒れてから、起き上がろうとしてユリヤが再び高く腰を上げたとき、お前らもやれと彼がほかの二人に呼びかけた。二人は遠慮がちに、そして勇気もないせいか、人差し指を少しだけ、二人同時に捻り込んだ。そして、嫌がる男女に指のにおいを嗅がせて回った。ユリヤは尻を押さえて起き上がれずにいた。
「彼」は今度、自分の後ろに立っていた、ユリヤと仲の良い田中一郎の手を取った。気の弱い一郎は嫌がったものの、結局、大して抵抗できなかった。一郎の親指は彼が導くまま、皺の多い穴を押し割って深々と潜っていった。ユリヤは堪らず仰向けになった。尻を庇って大きく開いた膝の間には栗色の毛がまばらに伸び、痛々しく切れ込んだ縦長の溝が匂やかに口をあけていた。
教科書にない女性器の名前を絶叫した彼は、一郎の顔をそこに擦りつけた。確かに鼻と口とで女友達を受け止めたと感じた一郎は、恥ずかしさに逆上した。一郎は彼の股間を膝で蹴り、がむしゃらに他の二人にも摑みかかると同じことをした。意表をつかれた三人は応じる間もなかった。
レイラという女がいきなり声を上げた。
「女子は手伝って」
レイラが言うとすぐ何人かが集まってきて指示に従い、倒れた男子のズボンを下ろし始めた。ユリヤは一郎に起こされてもう立ち上がっていたが、まだ下は裸のままだった。とにかくぶつけた頭が痛かったので、気が回らなかったのである。
「蹴っちゃって」
レイラがユリヤに言った。
それなりに腹を立てていたユリヤは、頭もまだはっきりしなかったし、仕返しもしたい気持ちから、まるで躊躇しなかった。上履きを脱ぐと、上手に爪先だけで男子の袋を、力を入れずに二回ずつ、しかし勢いよく弾いていった。明るい音がその度に教室に響き渡った。男子の袋が高く伸び上がっては揺れ、粒の大きな二人からは白い液体が舞い散った。レイラはユリヤの蹴りに芸術的な美を感じた。
このレイラが、ユリヤをアルバイトに誘った大学生の妹であった。レイラには小狡いところがあり、大体のことは他人にさせ、良い所だけ持っていくのが常であった。女子の中心にいて頭も良く、勝気で影響力がある長い金髪の小柄な美少女であった。
レイラは、男子から飛び出た精子を目ざとく自分のハンカチで拭き取った。そして女子たちに命令して、泣いている男子のズボンを上げさせると、保健室まで連れて行かせた。一郎に言われてユリヤはようやく拾ったパンツを穿いた。
レイラを含め、男子を抑えていた女子たちは、このあと全員トイレに走った。まだユリヤのにおいが残る指で一郎が自分から初めて白い精子を出したのも、この日の晩のことだった。

レイラの姉、ナスターシヤは言った。
「玉をうまく弾くのが一番きくそうよ。やりかた知ってたの?」
ユリヤはかぶりを振った。
「力を入れたら潰れちゃうんじゃないかって、怖かったんです」
「お仕事はね、変態男を懲らしめることよ。蹴ってもらえると助かるの。あたし、それ苦手だから。危なくはないわ。変態は自分で反省しに来るんだから」
ユリヤは納得しかねていた。


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