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透明な滴の物語V
【同性愛♀ 官能小説】

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小さな町の夜-6


千帆はショーツを脱がされて下半身を丸裸にされた。
そして、ベッドの上で尻を上げて四つん這いになっている。
身にまとっているのは上半身の白いTシャツだけである。

後ろから看護師が真剣な顔で処置をしている。
ゴム手袋をした看護師の指が千帆の尻穴に埋没しうごめいているのである。
硬くなってしまった便を崩し出しているのである。
「あっ…、あっ…、あぁ〜!」
看護師の指のうごめきに合わせるように千帆が声を上げる。

テニスで引き締まった尻の中心に看護師の指が埋め込まれている。
その白い尻から続く腿は下に向かうにしたがって小麦色に日焼けしていた。
滑らかな曲線を描くふくらはぎから続く足首は引き締まり、無駄な贅肉はなかった。
その脚は同性のコーチから見ても羨ましくなるような脚だった。
その足首の先には、靴下を脱がされた足の裏が見えた。
足の指は、尻穴の奥で動く看護師の指に抗うように閉じたり開いたりしていた。

「うっ!うっ…」
治療を受ける千帆の声の質が先ほどから変化し、堪えるような呻きに変わった。
「くっ!くっ…」
千帆は目を閉じ奥歯を食いしばるような表情をしている。
コーチは気がついた。
それは女としての声であることに。
四つん這いの尻穴から少し下にある女の穴には、清らかな水が滲んで光っていた。

千帆は混乱していた。
死をも予感させる状況下なのに、感じてしまっている。
尻穴の奥でうごめく看護師の指が卑猥な快感の神経をなぞる。
強く弱く、繰り返し神経を擦りつける。
そのたびに、千帆は痺れるような酔いに悶えた。
(感じてしまってはいけない)
そう思ったが、身体の反応を止めることはできなかった。
「はぁ、はぁ…」
身体の奥底から溢れるような呼吸をする。
千帆は目を閉じて快感に耐えようとするが、子宮が勝手に収縮した。



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