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爛熟女子寮3−3
【学園物 官能小説】

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それぞれのハーモニー-3

 時間通りに部屋を訪れると隣の練習室から調律の音が聴こえていた。
「2時頃終るわ」
沈黙の後、美和子は話し出した。
「何も話をしないで、ただピアノを弾くのよ」
「?……」
調律師が椅子に座って、その上に後ろ向きに重なって交わる。そしてピアノを弾きながら上下する。
「彼はあまり動けないからあなたの自由にしていいのよ。顔も合わせないから集中できると思うわ」
その体位を想像してみた。私には経験がない。
(そんな体勢でピアノが弾けるのかしら。セックスしながらってことだもの…)
「その格好で弾けるかな…」
「弾けるわ。単調な曲がいい。ハノンなんかいいと思う。繰り返していればいいから。志乃が先にやって」
「いいです。美和子さんが先で」
「私を後にさせて」
言った顔が一段と紅潮した。
「彼…強いの…」
目をぎらつかせてぽつんと言った。
 これまでその男にはめろめろにさせられてきたという。美和子がイッテもペニスはカチカチのまま。さらに続けているうちに2度3度と達してふらふらになってしまうのだという。最後は手と口で締めくくった。それでいいと男が言うのだそうだ。
「それでいいというより、それは女として傷つくわ。だから今日は中でイカせてやるの。あたし4年だから今年が最後なの」
それで私の後というのだった。決意が漲った表情はちょっと怖いくらい。
「やっぱり弾きながらじゃないとだめですか?」
「調律して、試弾する。それだけよ。部屋ではそれだけなの」
つまり、そこでは何もなかったことにするという意味であった。真昼間、寮の中でセックスをする。そんなことは許されないのである。
 だからといってピアノを弾きながらっていうのは、こじつけだと思ったけど……。
 耳を澄ませていた美和子の顔が引き締まった。
「終わったみたい…」
「私のことは伝えてあるんですか?」
「ええ、もちろん」
「美和子さん1人で行った方がよくないですか?」
興味はあるけど、いよいよとなると緊張する。
「なに言ってるの。2人がかりじゃないと駄目なのよ。絶対イカセテやるんだから」
秘部の奥が微妙にぜん動する感覚があった。

 調律師はスーツ姿でピアノのそばに佇んでいた。美和子に軽く会釈をして、
「ありがとうございました」
バリトン域の低い声で言った。
 身長はそれほど高くはないが体格はがっしりしていて、何かスポーツをしていた雰囲気を持っていた。
 料金の精算が終わると、美和子は私に向かった手を向けた。
「この子、後輩です。試弾します」
身が引き締まって顔に熱を感じた。
「お願いします」
私が挨拶する間もなく、男は上着を脱いでカバンの上に掛けた。動作はとても落ち着いていて、すべてを心得ている余裕のようなものが感じられる。
「あなたも支度して」
「支度…」
「下だけでいいわ」
促されて、改めて何をしようとしているのかが迫ってきて、私はすぐに動くことが出来なかった。
(こんな簡単に、ほんとにするんだろうか…)
だが、考えている間はなかった。男は椅子の高さを一番低く調節すると、まるで自宅で着替えるようにすんなりとズボンを脱いで、二つ折りにして上着に重ねた。
(トランクスが…)
大きく張っていた。突き破りそうである。釘づけになって見ているとためらいもなく下着を下げた。ゴムに引っ掛かったペニスは乗り越えると勢いよく跳ねあがった。
(先生とは…)
比べものにならない。大きさも太さも、そして色も漲り方もちがう。浅黒い亀頭はえらが張って、幹に浮き出た血管はところどころ瘤のように膨れている。脈動が伝わってくるようである。その迫力、生々しさに息を呑んだ。
 男は少し椅子を引いてピアノに向って座った。顔は正面を見据えている。ほぼ真上に勃ち上がったペニスにブルーのコンドームが被せられた。異様な光景のはずなのになぜかちょっと可笑しくなった。
 自分の番だ。ジャージだけで下着も穿いてこなかったからすぐに準備はできた。が、さすがに股間を隠して縋るように美和子に目を向けるとうっすら笑みを浮かべて頷いた。
「いいのよ」
私は覚悟を決めた。
「この子、18なの。お手柔らかに」
「こちらこそ…」
男は前を向いたまま答えた。瞑想しているかのように半眼で瞼を伏せている。
 ピアノと男の間に身を入れ、やや前屈みで脚を開いた。男がすぐ真後ろにいる。
(見られている…)
腰を落とすと先端が触れた。
(あ…)
股を覗くと幹を持った男の手が見えた。
(ああ、ほんとに入るんだ…)
「そのまま下せばいいわ」
いつの間にか美和子がそばに来て覗いていた。恥ずかしさが一気に座り込む動きになった。
「あうう…」
思わず声が洩れた。ぐっと押し開かれ、目いっぱいに充填された。生の肉の漲りがはっきり感じられる。
「むう…」と唸ったのは男で、美和子は、
「はあ…」
昂ぶった息をついた。私の足元に膝をついて結合部を覗いているのだった。見られている羞恥に体がかっと熱を帯びて新たな昂奮となった。
(男の肉!)
ひしひしと感じるのは初めてである。奥までくるとずんと響く圧迫がある。意識して肛門を締めると膣口も締まる。そのまま絞り込むようにして腰を上げ、抜ける寸前にふたたび沈む。実際、寸前なのかはよく分からない。膣内の感覚による勘である。
(こんな感じ、初めて…)
ペニスの実感がすごい。
(感じる、ぴりぴり感じる…)
私は踏ん張って動いた。


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