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爛熟女子寮3−3
【学園物 官能小説】

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それぞれのハーモニー-5

 3人分のフォークとスプーン、ワイングラスを並べ終えた時、いいタイミングでインターホンが鳴った。
ーー来たよォ。
玲奈の声だ。相変わらず可愛い。
「どうぞ」
ーーいくよ。
絵理だ。
 オートロックを解除して私はそわそわした。絵理とはちょくちょく会っているが、玲奈とは半年ぶりである。
(玲奈と絵理…)
玲奈は2年前に結婚して仙台に住んでいる。絵理はまだ独身だが彼氏と同棲している。
 卒業する時、私たちは約束をした。
『ずっと心は一緒よ』
『心だけじゃないわ』
『ちがう道を歩いてもまた会いましょう』
私たちの繋がりは言葉で言い表すことの出来ないほど複雑に結ばれていた。
『必ず会おうね』
『絶対。どんなことがあっても4人はひとつ』
それは感情の綾ともいえるものだったのだが、これまで約束通り何とか続いている。サリーだけはアメリカ人と結婚して外国にいるので1度会ったきりだが、メールはよくくる。
『彼、ビッグサイズ…』
生きた『ディルド』に夢中のようである。
 私たちはレズではない。互いを認め合い、自由に性を愉しみ、人生を謳歌している。人間のセックスは心と体を1つにして行うものだ。その悦びの範囲は広く、複雑多岐にわたっている。歓喜と幸福感に浸れるなら男も女もない。誰でもいいという意味ではない。心を通わせて溶け合うセックスが出来るかどうか。そうでなければならない。
 私たちはその価値観が一致している。そしてはっきり言えることは、私たちには青春時代がまだ続いていて、礎には壊れようのない友情が通い合っているということだった。

                              (完)


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