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爛熟女子寮3−3
【学園物 官能小説】

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性愛カルテット-3

 「ねえ、お願い。これ入れて」
「なにこれ、どうしたの?まさか、先輩の…」
サリーと絵理のやりとりに気だるい体を起こすと、サリーがディルドを手にしている。
「買ったのよ」
「どこで?」
新宿のある一画に性具の専門店がいくつかあるという。
「店に入ったの?」
「そうよ。女の人もいたわよ」
「あたしにはできない」
絵理が感心して言った。
(サリーったら…)
あまりに開放的なので笑ってしまう。
 心配だったのは玲奈だ。昨夜のことがあるので気になったのだが、自ら手を伸ばして握る姿を見てほっとした。
(みんな本音は興味があるんだ…)
私も加わって、ディルドは玲奈から絵理、私へと渡った。
「弾力あるんだね」
「こんな大きいの、入るの?」
私は実物を見るのは初めてなのでまじまじと眺めて何度も握りしめてみた。半透明の白っぽい色で、何となく色合いが求肥の感じ。亀頭部は大きく張り出して、幹の部分は波型に凹凸がついている。
(これが感じるのかしら…)
「男の人のって、こんなに大きいの?」
玲奈が真剣な顔して言った。
「作り物だからよ。中にはいるかもしれないけど」
サリーはすでに仰向けになって脚を上げ、濡れそぼった割れ目をみせて待っている。
「入れて…」
「じゃあ、いくよ」
手にしていた私がその役になった。
 開いた楕円の下部に赤い膣口が覗いている。軽く先端を押し付けて蜜を塗った。入口よりかなり大きく、亀裂の半分ほども塞がれる。これで入るのかと思ったが、少し力を加えるとぬるっとめり込んで陰唇が花開いた。
「あう…」
サリーは伸びをするように顎を上げて身構えた。
「すごい…」
絵理と玲奈は私の左右から覗き込んで息を呑んで見守っている。私だって内心どきどきである。
 いったん引き抜いたのは棒の部分に蜜が絡んでいないのでスムースに入っていかなかったからだ。私はディルドを咥え、幹にも唾液をまぶすとふたたび差し込んだ。絵理と玲奈は目を瞠って見ていた。
 今度は滑らかに襞がめくれて、蛇が獲物を呑み込むように入っていく。
「うわ…入っちゃう…」
「入っちゃう…」
玲奈たちは驚きの声を上げたが私もびっくりした。いっぱいいっぱいの感じである。
 なかほどまで納まると、サリーは私たち3人を見上げた。
「これいままでのよりいい。本物のペニスみたい」
そう言って喉の血管を浮き上がらせて息ばった。私は埋め込み、引き抜き、そして速度に変化をつけた。
「クウ!」
サリーの両手は毛布を掴み、おなかも胸も波打ち続ける。太いディルドが力強く裂け目を押し開く様相を見ていると言葉もでない。膣口は幹いっぱいに広がって丸くなっている。私の体もまた『体感移入』で昂奮してきた。
(そうだ)
この『ペニス』は果てることがないのだ。いつまでも雄々しく貫き続けるのだ。
「あ!イク、イク」
折った膝がぐんと伸びて絵理と玲奈が慌てて脚を抱え、私はフィニッシュとばかりにずぼずぼと攻めた。
「くぅーん…」
鼻にかかった奇妙な声。電気ショックを受けたみたいにピクピクと痙攣した。
(すごい子だわ。さっきイッタばかりなのに)
 引き抜いたディルドの形状を見ていたらむずむずとしてきた。
(入れてみたい…)
私はまだ濡れている先端を試しに自らに宛がってみた。局部全体が圧されている感じである。
「志乃ちゃん、してあげる」
玲奈である。目が真剣。ディルドを手にすると身構える間もなく一気に突かれた。
「うう!」
手加減がない。ずぶっと詰め込まれた感じである。予想を超えた太さと硬さに驚いた。先生と比較にならない。痛くはないけど感覚がよくわからない。
 玲奈は昂奮と好奇心に満ちた目を吊り上げて激しく抜き差しする。胎内にぶつかってくる衝撃は気持ちのいいものではなかった。
(硬すぎる)
サリーはいいと言ったけど、私は不慣れなせいか合わない気がした。ぐりぐりと当たる波形も妙な感触だった。
「玲奈、もういいわ」
彼女の動きを制して自分でゆっくり抜いた。弾き出されたとたん、股間節が楽になった。

 「さあ、次は誰?玲奈?絵理?」
サリーが調子にのって2人の肩に手を置くと、玲奈がやや緊張した表情で私に視線を送ってきた。そして意を決した言葉。
「ディルドを入れる」というのだった。
(まさか…)
「本気?」
訊き返しながら私はさほど驚きを覚えなかった。ついさっきまで白幡さんの一件で彼女の気持ちを慮っていたのに何だか醒めていた。思えばすべてをさらけ出して愛欲にのたうち回っているのだからどうってことない。そんな心境になっていた。
「そうよ、やっちゃいなさいよ」
サリーははしゃいで後ろから玲奈のオッパイを揉んだ。
「うん。あたし大人になる」
由希の挿入がどうやら不完全だったようなので彼女としてははっきりさせたかったのかもしれない。サリーと私の生々しい結合をみて刺激を受けたのだろう。玲奈にためらいは見られなかった。みんな感覚が麻痺しておかしくなっていたのだ。
 仰向けになるなり、私たちの真似をして膝の裏に手を添えてM字に開いた。
(こんなに濡れて…)
ずっと脚を閉じていたから溢れた蜜が泡立って薄い秘毛はべっとりと陰唇に張り付いている。小柄だからといって性器も小さいとは限らない。2人で抱き合った時はじっくり見なかったが、いまその全貌を目の当たりににて、十分『大人』だと思った。デルタの膨らみは幼く見えるが、内側の唇などはサリーより厚みがある。黒褐色の色具合と形状を見ていて何かに似ていると思った。
(そう…)
子供の頃、房総の海で食べたアワビだ。網の上で焼いた時、くにゃくにゃと黒い襞が動いた様子を思い出した。
(そっくりだわ…)


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