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爛熟女子寮3−3
【学園物 官能小説】

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性愛カルテット-2

 「あ…」
感じて身を硬くしたところを乳房を掴まれ、さらに耳に口づけされた。
「ちょっと…」
言いかけた口を唇に塞がれてそのまま仰向けにされた。
いくらなんでも、こんなにいきなり…。
(なに?)
サリーではない手が脚に触れてきて摩り出した。
(絵理?玲奈?どうして?)
「待って…」
起き上がろうとするとサリーの胸がむにゅっと重なって、濡れた唇が妖しく微笑んだ。
「順番に愉しむの。最初はあなた」
「それは…」
そのつもりではいたけど、
「どういうこと?」
「3人で決めたのよ。あなたから愛してあげるわ。いいでしょう?」
サリーに乳房を揉まれ、力が抜けていった。脚を開いて膝を畳んだのは玲奈と絵理。
(ああ…ぜんぶ見られてる…)
「きれいな形ね」と絵理の声。
「色もきれい。あたしこんなによく見たの初めて」
玲奈だ。元気になってる。
「誰だってそんなによく見たことないわ」
乳房から離れたサリーが加わって私の花園は3人に覗かれ、その微妙な恥ずかしさが蜜を絞り出す。
「これがクリトリス…」
玲奈の呟くような言葉のあと、指が触れてきて思わず声が出た。
「ああ…」
その反応が合図のようになって3人が群がってきた。
 サリーはふたたび乳首に取り付いて舌でころころし始める。玲奈はクリトリス。指はくるくる回転する。乳首の快感は花園を刺激するものだが、玲奈が直に触っているので両方が噴火してもうじっとしていられない。その上絵理の舌が足首から太ももを線を引くようにゆっくり這っている。
(ああ、たまらない…)
「だめ、感じちゃう」
思わず口走った言葉が3人を刺激したのか、行為はさらに加速された。乳首は吸われ、突起は小刻みに圧迫される。
「ああ!」
このまま一気に…道が見えた時、突然サリーが離れ、玲奈の動きも止まった。
(ああ…どうして?)
体が浮いたまま漂っている。そんな感じとともに中断された快感がほんわかと綿あめみたいに体内にこもっていた。
「ふふ、感じてるでしょうけど、交代よ。みんなで順番。次は誰にする?」
私は『仕返し』とばかりにサリーに抱きついた。
「あなたの番よ」
火照った体をくっつけた。
乳房に頬擦りをしてから自分の胸を押し付けた。玲奈たちもサリーの下半身に重なった。
「オオ、いい。いい!」
体をくねらせて大きく開脚していった。
「すごい…」
2人は局部に顔を寄せていった。
「茶髪だ…」
絵理の息を呑んだ声を聞いて私は体がかっとなった。
(絵理…)
まだ見ていないのは彼女のだけだ。そう思ったら脳のどこかがぷつんと切れたみたいに頭が混乱した。
「絵理」
サリーから離れた私は絵理に襲いかかった。そんなに荒々しい動きではないけど突き上げる想いはそうだった。


 抱きしめて唇を合わせて押し倒していった。唸りながら舌を吸う。そして胸から下腹部へと性急に移動した。
(絵理のが見たい…)
「ああ!志乃ちゃん!」
ふっくらとした絵理の裂け目に口を埋めていった。
絵理の匂い。少し蒸れた感じだけど厭じゃない。むしろ汗っかきの彼女らしくて昂奮する。とにかく柔らかい。たっぷりの液がぺちゃぺちゃ音を立てる。
「うーん、うーん」
絵理が呻く声が遠くきこえるのはむっちりの太ももに挟まれて耳が塞がれているからだ。
「志乃ちゃん、してあげる」
突き出している私のお尻に玲奈が被さってきて、
「ウッ」
拙い動きで舌が入ってきた。
(玲奈!)
「あたしも舐める」
「うう!」
玲奈が呻いたということはサリーが吸いついたようだ。
 頭に光景が浮かぶ。オーラルの数珠つなぎになっている。もうあとは誰彼の区別はなくなった。
「志乃…」
「絵理」
「サリー」、
「玲奈…」
いつかみんな名前を呼び合っていた。呼ばれると応じて抱き合い、相手に身を任せて愛撫を受ける。2人きりとはちがい、4人の熱い肌が代わる代わる触れ合い、指や唇が不意をついてくるのだ。匂いも感触もそれぞれ微妙に異なる。道はひっきりなしに分岐する。サリーのオッパイを舐めていても、可愛いお尻が手に触れて、
(あ、玲奈だ…)
今度は玲奈に惹かれて絵理の間に割り込むとカップルの絡みが少しずつ解けていく。
「玲奈…」
「志乃…」
彼女が甘えて私の胸にすっぽり納まる。するとサリーは絵理を求めて移動していく。
 繰り返されるとろける感覚。…溺れそうになりながら喘ぐ、喘ぐ。快感の中に埋没しかけたと思ったら浮き上がっている。…何という官能の世界。……
 「いく!」
最初に声を上げたのはサリーである。やっぱり4人の中では一番成熟しているのか、没入のコツがわかっているのか。
 見るとブリッジの格好で下半身を迫り上げ、絵理が指を差し込んでこねていた。
 気をとられていたら玲奈が差し入れてきた。予測していなかったのでズキンと奥まで響いた。
「玲奈!」
「志乃ちゃん」
むしゃぶりついた玲奈の指が内部を攪拌した。
「あ、玲奈、いっちゃう!」
キューンとおなかが絞り込まれてあっという間に駆け上がった。
「ううーん」
突っ張って、突っ張って、凄まじい快感に見舞われた。閉じた瞼の裏が真っ赤に見えた。


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