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BESTOWERS
【ファンタジー 官能小説】

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I am Providence W-4

「らめぇぇ! ああ……イクのっ。またイクの……ああ……死んじゃう! これだめええええ!」

 繰り広げられる痴態を眺めるラスプーチンの瞳は、何の感情も映し出していない。彼はため息を吐き、退屈さを紛らわすために今日出会った三人の女、執行官であろう三人の女を思い浮かべた。金髪で豊満な胸を持つ女、無駄な肉が無く最高のプロポーションと流れる赤髪を持つ女、まだ幼さが残る体つきだが、猫っ毛と気の強そうな目つきを持つ小柄な女。どれもラスプーチンにとっては、女とは言えぬ。彼女らは『雌』だった。ラスプーチンにとって、どんな女も、彼を一時的に愉しませるための道具に過ぎない。

(執行官か……面倒な存在だけど……)

 男達がまたアナスタシアに精を放った。少女の細い体は、許容量の限界に近いほどの精液を体内に放たれても、快楽を生み出してしまう。少女は一際高い声を上げて絶叫すると、ぐったりとして男の胸に体を預ける。

「えっ……また中で大きくなって……いやぁ! ああ……あっ……あっ……」

 高貴な身分のアナスタシアを好き勝手蹂躙できることに興奮する男達は、その欲望を枯らすことなく肉棒へと送る。アナスタシアはほんの少しの休憩すら与えられずに、再び快楽の海へと引きずり込まれていく。

 ラスプーチンは、すでにその少女に飽ききっていることを随分前から自覚していた。彼にとって、墜ちきって開発されきった少女は、もうなんの興奮を覚えさせる存在でも無くなっている。彼は髪を弄ぶ指を止めると、私室の窓から見える月を眺めた。見事な三日月は、男に新たな決意を与えた。

(でも、あれだったら、しばらくは遊べそうかな?)

 執行官達を好きに蹂躙する光景が頭をよぎる。魔族にさえ匹敵するという執行官を叩きつぶし、徹底的に調教するのだ。なんと、甘美な想像であろうか。

「んああ! ふんっ……ぁぁ……あひっ!」

 蹂躙されるアナスタシアを執行官に見立ててその想像を膨らませるラスプーチンの股間は、はち切れんばかりに怒張した欲望が屹立していた。


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