BESTOWERS
【ファンタジー 官能小説】

法皇庁が極秘に保有する神罰の執行機関、神意を授かりし者--BESTOWERS--。
彼らは裏社会に巣くう魔族を駆逐するために、戦いに赴く。

エステル：主人公、女。猫っ毛で小柄な少女。起伏のない体型をしており、本人も気にしている。少し怒りっぽく、感情的になりやすい。それ故に真っ直ぐとした性格で、曲がったことを嫌う潔癖なところもある。ボルジア領に補充のため法皇庁より派遣された。
エイダ：エステル、ベラの同僚。燃えるような赤毛と、スレンダーな体つきをしている。やや吊り目で、猫のような印象を与える。酒好きで聖務をサボりたがる。
ベラ：微笑み王女。金髪で柔らかい印象の顔つき。体つきは女性的で、しっかりと起伏がある。穏やかで微笑みを絶やさないが、あまり気の長い性格ではないようだ。

アナスタシア：当主、正妻、後継候補の男子が暗殺されたボルジア家に残された唯一の直径血筋。女の後継候補ということで、内外がその動向を注目している。
ラスプーチン：およそ数カ月前から、ふらりと現れてはアナスタシアに取り入った謎の浮浪者。常にフードつきの外套を羽織っている姿から、「魔術師」と揶揄される。ボルジアでの暗殺事件以降、アナスタシアに取り入る彼がボルジア家内で権力を握る。