征服!-3
陽子は言われた通り一人用のソファに腰をかける。
「両足を、ひじ掛けにのせてください」
「これでいいかしら・・・」
ピンクのパンティーの鼠蹊部が大開脚にグッと大輔の眼前に突き出される。そのもっとも敏感な中心部の溝を大輔の指がなぞる。
「ああん」
たちまち悩ましげな声が上がる。指先を中心部にめり込ませるようにすると、ほとんど抵抗らしい抵抗もなく、ワレメに飲み込まれる。薄い布地が熱い花蜜でジットリと濡れてくる。
「すごいですよ、先生」
「もう・・・、そんなこと言っちゃイヤ」
「感じるんですね?」
「意地悪ぅ」
大輔は溝の上端の陽子の感ずるポイントを探り出した。大きめの包皮の中に収まっているコリッとした突起を大輔の指先はとらえていた。それを転がすように刺激する。
「あ、いやぁ」
言葉とは裏腹に、大輔の指からもっと大きな刺激を引きだそうと、陽子の腰は微妙な律動を繰り返す。ブラ一枚の上半身が、ピンクに上気している。頤を突き上げながら悩ましげに腰を動かすさまは、大輔の加虐の炎に油を注いだ。
「アン、だめぇ」
大輔が指を引き上げると、陽子が抗議の声を上げた。
「陽子先生を楽しませるために、こんなものを持ってきたんですよ」
大輔は鞄から黒々とした特大バイブを取り出した。
「イヤよ、そんなの。どうせなら、あなたのを頂戴・・・」
「バイブの経験はないの?」
「そんなもの、ないわ・・・」
「それじゃぁ、初体験といきますか」
直径5センチ、長さ35センチという特大バイブは、この日のために大輔が通販で手に入れたアメリカ製だ。日本製のような微妙な動きはなく振動だけだが、迫力だけは物すごいものがある。
スイッチを入れるとヴーンというくぐもった唸りをあげはじめた。それを、すでに大きな染みを作っている陽子の部分に押し当てる。
「あ、アア・・・」
陽子が絶息したような叫びをあげる。絶頂寸前まで昂まりきった花弁に加えられる振動は、たちまち陽子の腰を蕩けさせた。大輔が先端を溝に添って操作すると、陽子の腰が跳ね上がる。
「イクわ、い、イクぅぅ・・・」
腰を大きく突き上げ、全身を波打たせる。パンティとブラジャーを着けているだけの悩乱のしぐさは妙な色気があった。
放心状態の陽子のフロントホックを外す。プルンと小振りだが形のいいバストがこぼれる。この間も驚いたのだが、まるで処女のようなバストだ。乳暈も控えめなピンクで、乳首も小粒の大豆ほどしかない。快楽の余韻にピンと己を誇示している肉粒に、巨大バイブの先端を押し当てる。
「ああん」
陽子が物憂げな声をあげる。
大輔は陽子の頭を抱えあげると、熱い喘ぎを続ける唇にむしゃぶりつく。熱い舌が大輔の舌を絡めとる。先ほど大輔の屹立を縦横に舐め回した舌だ。それが、大輔の舌をも射精に導きそうな絶妙の動きを見せる。大輔の舌を思いっきり吸い込んだかと思うと、ざらつく舌の根を絡めあったり、チロチロと舌先をくすぐったりする。
大輔もまた、陽子の柔らかく濡れた粘膜の感触を存分に味わった。
すでに大輔のモノは十分すぎるくらいに昂まっていた。このままの姿勢で挿入しようかと思ったが、まずこの巨大バイブを挿れてみることにした。
パンティを取り去ると、その中心部に巨大バイブをあてがう。すでに煮えたぎった溶鉱炉となった秘唇が、待ちきれないように先端部を迎え入れる。
「いやだぁ、そんなもの入らないわよ」
「だいじょうぶ、こんなに濡れてるんだから・・・」
「そんなの入れたら、壊れちゃうぅ」
「先生、外人とした経験がないの? 外人のだったら、このくらいのもあるんじゃない?」
「一人だけ・・・、でも、そんなに大きくなかったわ」
「大丈夫さ。先生みたいな淫乱な雌犬には、この巨大バイブがお似合いだよ」
先端部に陽子の潤みを十分に擦りつけると、大輔は角度を合わせて少しずつバイブを送り込む。緊張した面持ちで見守っていた陽子も、バイブの亀頭部が入り口を越えて飲み込まれると、ガクッと首が上向いた。
「すごいよ、陽子先生!」
「ああ、イヤ、イヤァ・・・」
緊張していたのは、大輔とて同じことだ。入るとは思っていたが、つましく口を閉じている秘孔が現実に目の前で巨大な先端を飲み込む迫力は、筆舌に尽くしがたいものがあった。
「ア、ア、ア、ア、ア・・・」
力を加えると肉の抵抗を切り開くようにバイブは埋没してゆく。そして、半分より少しいったくらいのところで、バイブは陽子の最奥に突き当たった。
大輔はバイブのスイッチを入れる。いっぱいに埋め尽くされた蜜壷に加えられる振動は、陽子の理性の箍を吹っ飛ばすのに十分だった。
「ああ、イヤ、ダメェ、すごい・・・・・・・、狂っちゃうわ・・・、こんな・・・・・・、もうダメよぅ・・・・・・、イッちゃうイッちゃうぅぅぅ・・・・・・」
妖艶な美女の悶絶する姿に、大輔はどこか冷めた目でこの女を完全に征服したという確固たる実感を得ていた。