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未定
推理リレー小説 - その他

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未定 17

運転手は無言で車を走らせた…
すると、なにやら何かの気配がするふと、思った…
まさか、あいつがあの時のあの事件で…
桜子とお銀はリアシート。ナビには、こすぷれとしか思えない、ゴスロリメイド…?「案内人を務めさせていただく今泉葵です。兄がいつもお世話に…」気配も感じさせず隣に座っていたというのか!…ていうか今泉に『妹』はいなかったハズだが…ヤツの『弟』はオレと同じ高校の後輩…まさか…。
兄の祥吾が剣の達人なら弟の葵は銃。しかしそのいでたちは…「変装です…」…確かにコイツの女装は今に始まった事ではなく、そのへん浅からぬ因縁が…卒業式のあの事件…。同じ事を考えていたのか顔を赤らめる葵「あの時の事なら…その…」やめいっ!
「あら、あんたたち知り合いなの?」
銀鈴が、不思議そうな顔をして聞いてきた。「ん、ああ…高校のときの後輩なんだよ、葵は。」
「へ〜、こんな可愛い子が後輩だなんて、さぞかし楽しい高校生活だったんじゃない?」銀鈴は、葵を完璧に女だと思っているらしい。
まぁ、この容姿なので仕方無いと言えば仕方無いんだがな…
「イングラムMAC11とベレッタM84それぞれ二梃ずつ、ご注文通りプレゼンテーション用のシルバー鍍金…」「ありがと、六錠ときたら偽トカレフかサタデナイトスペシャルしか…」ちなみに田宮の秘書室に『本物の女』は一人もいない(寒)。「あと各人ごとのクレジットカードです。現金を必要とされる際には…」しかし性癖を除けば、一騎当千のエージェント。その中でナンバー2の葵まで出してくるとは…。

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