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秀吉異聞 もしも秀吉が子沢山だったら
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秀吉異聞 もしも秀吉が子沢山だったら 3


家康は秀一の利発さに、
「せめて三郎がもう少し武芸以外の才を磨いてくれれば・・・」
「三河様、いかがなされた?」
「ち、ちと考え事をな・・・」

秀吉達が退出すると家康は、
「宰相殿(信長の官職である参議の唐名)といい、筑前殿といい良いご子息がおられるというのに。」
「殿、酒を浴びるように飲まれては・・・」
「わ、分かっておる。」


翌年から秀吉が信長の命令で中国の毛利氏を攻め始めると、
秀一や秀則も父とともに出陣するが、
「このところ戦らしい戦がなくて退屈・・・」
小さい頃から余計な事を口にしがちな秀則に秀一は、
「たわけ。そのような事を口にいたすな。」

すると秀吉の小姓と召し抱えたばかりの石田佐吉が、
「藤吉郎様、殿がお呼びにございます。」


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