更に日本軍は軽空母「春日丸」「瑞鳳」「鳳翔」軽巡洋艦「川内」「由良」を戦艦「大和」以下の水上戦隊と合流させた。
また新型装甲空母「大鳳」軽空母「龍驤」に軽巡「阿武隈」、駆逐艦４隻の部隊も支援艦隊としてトラックに入港した。

そして山本大将はトラックに集合していた部隊にハワイ基地攻撃破壊作戦を下命した。
まず各地から集めた油槽船やタンカーがミッドウェーに向かい、重油タンクに重油を補給。さらにインドネシアから１２隻の輸送船と２隻の油槽船がトラック基地に航空ガソリンを補給した。
５月１日、小澤中将率いる空母「赤城」「加賀」「飛龍」「蒼龍」「翔鶴」「瑞鶴」、そして高速戦艦「比叡」「霧島」「榛名」「金剛」と重巡６隻、軽巡４隻駆逐艦９隻がトラックを出港した。ミッドウェーに向かうのだ。
５月２日未明、山本五十六大将の座乗する戦艦「大和」に率いられ「武蔵」「長門」重巡「愛宕」「麻耶」「最上」「鈴谷」「利根」「筑摩」がミッドウェーに向けてに出港。
三河軍一中将の重巡「青葉」「古鷹」「衣笠」「加古」軽巡「天龍」「夕張」は５月３日に、田中頼三が指揮する水雷戦隊、駆逐艦８隻は６日にそれぞれミッドウェーに向かって出港した。
５月７日、１４隻の油槽船がミッドウェーに集結した艦船に重油を給油した。
また、トラックには大型重爆撃機「藍山」６４機が送られた。

その頃インド洋ではインドの完全独立により、一時的にイギリスが完全に制海権を失った。
これを確認した特設潜水母艦さんとす丸、潜水艦伊１０、伊２６、伊２７、伊１６９、伊１７１、伊１７４、伊１７５の８隻はクアラルンプールに、戦艦「扶桑」「山城」、空母「隼鷹」「飛鷹」等の船団襲撃部隊はシンガポールに向かった。

６月３日、ついにハワイ攻撃作戦が下命された。
まず「藍山」６０機がハワイのアメリカ海軍基地を攻撃した。
まず１０機がレーダーサイトを攻撃した。
ヒュウウウゥゥゥ
ドドドォ〜　ドグァ〜ン
５機は燃料タンク群に爆弾を投下した。
ドドーン!!ボカンッボカン！
「敵機来襲!!」
アメリカ軍も驚いて対空砲火を始めた。
ドンドンドンドン
しかし対空砲火陣地も１５機が攻撃してこれを全滅させた。