PiPi's World 投稿小説

憂鬱の種
その他リレー小説 - ファンタジー

の最初へ
 3
 5
の最後へ

憂鬱の種 5

「なあライカこれ飛ばせる?」
俺は鉛筆にキャップを付け材質を鉄に変えた物をわたした
「あっ雷歌君少し待って」
そういって間瀬さんはなにかつぶやき始めた、
「良いよ飛ばしてみて」
<コン!>
小気味よい乾いた音がなった・・・
黒板に鉄の鉛筆が深く突き刺さっていた、
「間瀬さん!?何をしたの?」
「さっき言ったじゃない、私の能力は他人の力を上げるのよ、使ったのは初めてだったからここまで強くなるなんて思わなかったけど」

「でもこれなら勝てるかも知れないぜ」
そうだなもしかしたらいけるかも知れないと思っていると、
「なあなあ隼人、さっきのやつ技名どうしよう?」
そういえばこいつ雷にも名前付けてたっけ、確か迸る雷(サンダーアロー)とかつけてたな、、友人の痛さに泣けてきた、
「そうだな俺たち必殺技だからな間瀬さん良い名前つけてくれよ」
「えっと遠慮しときます」
「じゃ隼人で良いや」
「俺も遠慮しとくよ」
「まぁいいや後で考えておくよ」

たぶんこいつは俗に言う厨二病患者なのだろう、淡々と作戦会議は進んでいった、
ちなみに黒板の穴はクラスメートの能力(青い狸が持っていたタイ○ふろしき的な力)で綺麗に元どうりに


[第3グループの人たちは第二体育館に来てください]

「さて俺たちの番だ先輩に一泡吹かせてやろうぜ」
ライカのやつ、テンション高いな、
「えぇ勝ちに行きましょ」
この人たちの自信はどこからやってくるんだろか?
「あぁ頑張ろう」
とりあえず、やるからには勝つ気で行こう


「でわ、これより模擬戦のルール確認をします、3年生一人対1年生の1対3で行います、勝敗は、相手チームを気絶させるか、負けを認めさせれば勝利です、武器は事前に申請した物のみ認めます。よろしいですね。」
俺は説明を受けながら相手の先輩を観察していた、
線の細い優しそうな先輩だった

SNSでこの小説を紹介

ファンタジーの他のリレー小説

こちらから小説を探す