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憂鬱の種
その他リレー小説 - ファンタジー

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憂鬱の種 7

「なんだライカか、俺たち負けたんだな」
特に模擬戦に勝ちたかった訳ではないが
ただ負けたくはなかった
「ん?なに言ってるんだ、なあ隼人、負けたのは俺たちじゃなくてお前だww一緒にするな」
は!?なにを言ってるんだこいつは、、、あの状況で勝ったのか
「たく、大変だったんだぜお前が脱落してから、はは、その顔はどうして勝てたのか不思議みたいだな、教えてやんねよ、ずっと悩んでろ」
俺はムカついたのでとりあえず友人を黙って殴った
「だって今回頑張ったの俺だぜ、女の子の間瀬さんはいいとしてお前も試験が合格になるとか、なんか許せなくないか?」
そっかチーム戦だから俺も合格なのか、

「うるさい、で?お前はあの状況をどうやってひっくり返したんだ!?」
「間瀬さんのおかげだよ、間瀬さんの作戦のおかげで先輩に一泡吹かせることができた」
「作戦?試合前の話し合いで決まった作戦は破られたはず」
「ああ、お前が先輩に一方的にやられてるとき、間瀬さんと考えてた、そういう意味では、囮役ご苦労様です」
深々と頭を下げている友人をとりあえず殴り倒した
「たく、いきなり暴力にでるのはどうかと思うぞ!」
「売られた喧嘩は五倍買いしろって昔死んだじいさんが言ってたから、つい、、、」
「嘘だろ、それ」
はは俺が生まれたときからもういなかったからなww顔すら見たことねえや

「で、どうやって勝ったかだっけ、簡単に言えば俺の力で先輩をS極、お前の力で鉄化させた鉛筆をN極に、これで自動追尾弾の出来上がりって訳だ、一本ぶっさして、残り5・6本の鉛筆ちらつかせて脅したら降参してくれましたよ、こんな感じでした、早々とリタイヤした隼人君にも分かりやすい説明だろ」
いちいち嫌みをいいやがって、また殴ってやろうかと思ったが俺も大人になることにした
まぁ勝ったのならいいや、これでゆっくりできる。
なにが楽しくて上級生と戦わなければいけならない、だりー


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