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憂鬱の種
その他リレー小説 - ファンタジー

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憂鬱の種 4

「あっ俺に頼っても無駄だぞ、雷は危なすぎるとのことで模擬戦中封印されるから、だから俺は簡単な磁力を操るくらいしかできないぜ」
まったく大事なときに使えない。
「ライカはゴミと、他のメンバーは」
「お前そんな態度で教えてもらえるとでも、てかお前の能力も使えないのと一緒だろ」
「そ、そんなことない、ほら鉛筆を重くしたり、長くしたりできるぞ」
「で、それが何になるんだ」
「俺が聞きたいよ」
あぁ〜言ってて空しくなってきた
「それより、他のメンバーはだれなんだよ?」
「一グループ三人で、たしか間瀬雪奈てやつ、内のクラスの委員長だ、一年生の中でもトップクラスの成績だったはず、ただどんな能力かはわからん」
能力が分からないじゃ作戦のたてようがないな
まぁなんとかなるだろ
いつもそうやって何とかなったんだから


次の日
「えっと間瀬雪奈さんかな?」 
とりあえず朝、間瀬さんに声をかけてみた
「はいそうですけど、貴方は?」 
「えっと俺は今日同じチームで模擬戦をやる麻崎隼人です、今日は勝てると良いですね。」
とりあえず、初対面の挨拶はこんな感じでいいだろう
「貴方は何を言ってるんですか?勝てれば良いじゃなく、勝つんですよ」
いきなり勝利宣言されてしまった、
「自信があるんだね」
「私が負けるはずがないじゃない」
「あの一つ質問して良い?」
「良いわよ」
「間瀬さんはどんな能力ををもってるの」
この人の能力に全てがかかっている
「私の力は、私の周囲にいる仲間のステータスを一時的に上げることができるはわ、だから実際模擬戦でがんばるのは貴方とライカ君よ」
ライカとは面識があるらし、、少し待て今この人なんて言った!?、戦うのは君とライカ君、まてライカは能力を封印されるから実質戦うのは俺だけじゃん

「あっ模擬戦にむけて作戦をたてたいんだけど深把君はどこにいるか知ってる?」
「今呼んでくるよ」
あれ俺ってこんなパシリ体質だけ?まぁいいか、

そして模擬戦にむけての話し合いが始まった
「まず確認しておきたいのが私たちの中で唯一の戦闘向きの力を持ってる深把君の力を封印されるんだよね?」
「あっライカでいいよ、そして間瀬が言ったように俺はほとんど何もできない、今使えるのはこのくらいかな」
そういってライカは近くの机の上にあるクリップを手にとった、クリップは何かに弾かれたように飛んでいき、黒板にこつんっと当たった


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