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時が止まるとき
その他リレー小説 - ファンタジー

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時が止まるとき 8

「っざけんな!!」
「グホッ!!」
ミナの跳び蹴りが顔面に直撃した
「ナイスキック…ヘヴィだぜ…」
そう言うとビシッと親指を立てグッと笑うとバタンと倒れた
「(相変わらず容赦ないなぁ…)」
ミナの跳び蹴りを見た三人はみことに対して手を合わせた

「…それにしてもなんで地底人がいるってわかったんだろ?」
みことを地面に寝かせ起きるのを待っている
「それにしてもこのロボットはなんだ?自爆するしない関係なくこんな技術地球にはないぞ」
滝が『グランドリル』をコンコンと叩きながらつぶやいた
「これも『能力』ってやつじゃないの〜?」
「だとしたら僕達のそれ比べて規模が違いすぎますよ」
ロボットを囲んであれこれ語っていると
「それは俺様が夜も寝ないで昼寝して作った特製ロボットさ」
振り向くとみことが腕を組んでこちらをみていた

「呼ばれてる奴らが自分達の世界だけから喚ばれたと思っているとかいないとか、運が良ければ誰でもこれる。例えほかの世界からでも」
そう言うと同時に『グランドリル』が起動した
「君らは地底人じゃないらしいな、いやスマンかった、俺様特製レーダーに反応があったもんだから」
ハッハッハ参った参ったと頭をかきながら笑った
「と、特製レーダー? このすごいロボットと言い、あんたってもしかして……」
 確かに話を聞くかぎり、こんなのを手造りできるなんてちょっとスゴいかも。
「ん? ああ、そんなのぐらい、尊敬されるほどスゴくないよなスゴいよな。まあ、気にせずどんどん褒めてくれ。ハッハッハ!」
「……かなりの機械オタク?」
「ハッハ……は?」
 笑いが凍り付く。
「あ〜あ、銃オタクにいじめられオタクに、トドメは機械オタク? これじゃあ私とユエしか真人間がいないじゃない」
 やれやれだわ、と溜め息を吐く。
「……」×4
「『真人間』ってユエさんしかいないですよね…」
「あぁ…『真人間』はな」
「さっきから見てて『怪力暴力オタク』ならいるんだがな」
反論できない、許してミナ
「なんか言ったか!?オタク共」
ギロリと三人、ついでに私もにらんだ
怖い…
その睨みのなかでみことが手をあげた
「はい、そこの機械オタク」
「とりあえず俺様のラボ兼秘密基地にくるといい、ここよりかは安全なハズだ」



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