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デストロイヤー
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デストロイヤー 27

「なにいってるんだ。お前の力で勝ち取ったんだろう?俺じゃなくて渡した天使に礼をしてくれ」
それもそうだなと笑いながらレオンがいうと完全にレオンはその場から消えた
「さらに強くなってから俺はまたここに来る。期待してまっててくれ」
そういうと神は笑った
「ああ。また戦おう」

そして俺はジュリアのいるまちに戻っていた
「ただいまぁ」
家の玄関をくぐり中に入るとジュリアが出迎えた
「おかえりなさい。目的の物は手にいれた?」
ジュリアの目の前にダイヤモンドを置いた
「こんなに大きいものをとってくるなんて。さすが私の夫だわ」
持ち帰ってきたダイヤモンドみたジュリアの瞳は光輝いていた。それは目当てのものが手にはいったからなのか、それともダイヤモンドの放つ光が瞳にうつってるのか。俺にはわからなかった
「さて俺は眠いから寝るぞ。おやすみ」
足早にベッドに向かいその日は寝た。次の日にとんでもない事が起きるとは予想も出来なかった

―翌朝
(久々によく寝たな…それよりもここは…)
目をさますと神がいた塔の最上階だった
「おお、目をさましたか。よくねるやつだな」
(こいつは…)
目をさました俺の前には昨日激闘を繰り広げた神がいた。いつのまにかここに連れていかれたらしい
「おい、なんで俺がここにいるんだ?」
神は笑いながら答えた
「近々私たちの世界で戦争がおこるのでな。私の軍に加わらないか?」
いっていることが理解できなかった。神達に別の世界があるのは理解できた。実際星のそとから生物が飛来してきているのだからそれぐらいはあると思った。しかしこの世界の生物を自分の世界に連れていくとはどういうことか
「なんで俺を?」
「暇そうだったからだな」
俺はその場でうなだれた。めんどうなことになりそうだと。続けて神が話す
「最近私の部下の天使たちが彼氏彼女をつくって遊びほうけているのでな。人手が足りないのだよ」
「気合いでなんとかしろよ…」
「そういうわけにもいかんのだよ。無理矢理連れていってもあとで仕事をしてくれなかったりするからな。どうか戦ってくれんか?頼む」
やれやれと溜め息をつき返事をした
「暇だしな。神様の戦争もわるくないな」
神が笑顔を浮かべた
「そうか!!やってくれるか!!ならばこれをやろう」
神から銀色の小手と具足を手渡された
「これは?」
「それは私たちの世界で秘宝とされている武具だ。光の力が封じ込められていて、光を高圧縮することより光を使った攻撃や物理的な破壊力を高める効果がある」
「そんなもの渡していいのか?」
「気にするな。私は神だからな。問題ない」
「そういう問題かよ…」
溜め息をつきつつ俺は神から戦争の内容を聞いていた
「…であるからして、この…を破壊してから…を…」
話が長くもうわけがわからなかった
「まあ、存分にあばれるがよかろう。好きにしてもいい」
「あのな、そんなこというなら長い説明するなよ」
「じゃあとりあえず簡単な説明だけしておこう。まず戦争の目的だが、いたって簡単だ。D国の神の宣戦布告。私の国は連合軍に属している。白い鎧をまとっているのですぐ分かるだろう。D国は黒い鎧を装備している」

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