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デストロイヤー
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デストロイヤー 17

そういうと俺は名前を聞いていなかったのを思いだした
「そういえば名前を聞いていなかった気がするんだが。失礼だが教えてくれないか?」
そう訪ねると背の低い方が答えた
「私の名前はシェリーだ。こっちのでかいほうはクリフ」
「そうか。これから第三勢力の本拠地に乗り込むんだが、一緒にどうだ?」
戦闘の経緯や状況について細かくはなした
「胸クソ悪くなる話だな。私とクリフの故郷もあいつらに消されたんだ」
前に領主の館であったときからの経緯を大まかに聞いた
「それは気の毒に…」
「まあこれから仇討ちにいくから問題はないのだがな」
クリフが苦笑いを浮かべた
「しかし魔法を使えると言っても3人じゃ歯がたたないんじゃないのか?」
「そこは問題はない。デュランが師匠とよんでいた老人と炎の魔法を覚えるときにいたドラゴンがいるだろう?あのドラゴンとほかのドラゴンたちが力になってくれるはずだ」
クリフの頼もしい言葉をきき俺は礼をした
「かしこまるんじゃねぇよ。まずはその師匠にあいに行かねぇとな」
シェリーが男言葉で話す
「ああ、そうだな」
うなずきながら二人が用意した馬で師匠がいる街に向かった

それから3日たち馬をとばしたかいもあってか早く師匠のいた街ににたどり着いた
(純白の街はあいかわらずか…)
そう心のなかで呟き師匠の元に向かった。師匠の家につくとノックをし家に入った
「おお!!やっとついたか!!待ちくたびれだぞい。早速で悪いんじゃがこれからあのドラゴンの元に向かってもらうぞ。作戦を練り上げねばならんのでな」
そう師匠がいうと魔法を唱えいつのまにかあのドラゴンの前にたっていた
「久しぶりだな。あれからお前の暴れっぷりは聞き及んでいるぞ。なんでもこの前は2万の軍勢を一人で倒したそうじゃないか」
「あんたの力のおかげだな。以前の俺だったら無理だったかもしれない。そういえばあんた名前は?」

そう訪ねるとドラゴンが返事をした
「わしに名前はない。呼ぶときはドラゴンでいいだろう」
「わかった。そう呼ばせともらうよ」
そう返事をした
「さて単刀直入にいおう。第三勢力についてだが数年情報を集めても有力な情報が得られなかった。そこでだ単純に力押しで潰そうと思うんじゃが」
師匠がいうには敵は本拠地からあまり離れず、はぐれたりした黒い鎧をきている騎士団が殺傷行為に及んでいるのだという
「少数で国を潰すそどの力をもつ集団じゃ。ドラゴンたちにはそいつらの殲滅をしてもらう。やりかたは自由にしてもらってもいい。」
「目に物見してやろうではないか」
そうドラゴンが意気込んだ。続けて師匠が話す
「ワシはデュラン、シェリー、クリフと共に本拠地に乗り込む。細かい事は考えず存分にあばれるがよかろう」
師匠の口許に笑みがこぼれる
「やってやるぜぇ!!」
「あいつらには借りを返さないとな」
両方とも気合い十分のようだ
「あいつらの本拠地にデカイ花火を打ち上げてやるか」

―翌日

「さて今日は作戦の決行日じゃ。なぁに暴れるだけでいい。これが終ったら酒でも飲もう」
師匠がそういうと魔法をとなえた
「ではドラゴン、そちらはまかせたぞ」
「ああ。一匹残らず灰にしてやるさ」

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