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デストロイヤー
その他リレー小説 - ファンタジー

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デストロイヤー 12

二人組から聞いた街に歩き出してから三日たった
(そろそろ街につくころだろぉ)
そう思いつつ10分ほどあるくと美しい町並みの都が見えてきた
(これはすごいな)
なにからなにまで白一色の純白の都
(目がいたい)
そう思いつつ門をくぐり辺りを散策した
(さて今晩の宿を予約しないとな)
足早に宿をみつけ予約。それから酒場に行き情報を集めた
「ここら辺に魔法を扱う占師がいると聞いたんだが」
「あのじいさんのことか。あいつには気を付けた方がいい。普段の占いなら優しいじいさんだが魔法のことになると見境がないからな」
(そんなに恐ろしいのか?)
俺は礼をし酒場をでた
(さてどうする?このままいくか?宿でとまってから明日行くか?)
そう思案しているなか一人の子どもが俺の足元にぶつかった
「おっと。大丈夫か?」
「うん。よそ見して歩いたらぶつかっちゃったんだ。ごめんなさい」
「そうか。間違っても柄の悪い奴にはぶつかるなよ」
「わかった。じゃあね」
ぶつかった子供に手を振り俺は歩き出した
(さて占師の家は…あれだな)
見付けた家は純白の壁に看板を取りつけてあった
(よし中に入ってみよう)
中にはテーブルと椅子があり椅子にはさっきの子供が座っていた
「さっきのぶつかった子供じゃないか」
そういうと子供の姿が急に煙のように消え老人が現れた
「ふぉっふぉ。よぉ来なさったな」
「さっきの子供は?」
「あれは魔法でつくった幻じゃよ」
「幻なのに実体があるんですね」
そういうと老人は驚いた表情で答えた
「お主、あれに触れられたのか?では相当な魔力を持っているのであろう?」
「魔力?なんですかそれは?」
そういうとまた老人は驚きの表情を浮かべた
「魔力をしらんのか?ならばわしが魔法というものを教えてやろう」
「それは本当ですか?」
「男に二言はない」
「ありがとうございます」
俺は深く礼をした
「ところで名前はなんと呼ぶのかの?」
「デュランです」
「そうか。わしの名前は…まあ師匠とでも呼べばよかろう。ではまずデュランになんの魔法があうか調べるかのぉ」
そういわれると師匠を魔法を唱えいつのまにか怪しい実験室のようなところにいた
「ではまずこの水が入ったコップに手をふれてみなさい」
いわれるがままにコップに手を触れると水がみるみるうちに赤くなってきた
「なんだこれは!?」
「ふぉっふぉ。魔法の特性を調べる特殊な水じゃよ。触った本人にしか色は見えんがな。して何色じゃった?」俺は赤色と答えた
「赤色か…お主その魔法を習得するには命の危険がともないがいいか?
「命の危険?」
俺はやっかいになことになりそうだなと思った
「そうじゃ。赤色の魔力を持つものはドラゴンの新鮮な血を飲まなければいかん」
「俺にドラゴンを殺せと?」
「そうじゃ。巨大なドラゴンの血ほど強力な力がつく。もしいくならわしが魔法で行き帰りぐらいは面倒をみてやろう」
「わかりました。お願いします」
そして気が付くと火山に空いた洞窟の目の前にたっていた
「この奥にドラゴンがおるはずじゃ。決して無理をするでないぞ」
その忠告をきき俺は洞窟に入っていった。しばらくすると地響きが聞こえてきた
(ドラゴンの足音だな…)

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