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三郎と美代子のちょっと不思議な学園生活
その他リレー小説 - 二次創作

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三郎と美代子のちょっと不思議な学園生活 4


ルビーはライダー部の部室へと向かおうとする三郎に、
「三郎、ちょっと聞きたい事があるけど・・・」
「急にどうした?」

それとなく美代子の事を聞いてみると、
「お、大木さんはと、友達・・・」
「(明らかにただの友達って感じじゃないでしょ。)」

ルビーは自分でも三郎と美代子の事がどうして気になるか分からず、
「(悔しいような、もどかしいような気持ちは・・・)」

すると部室の扉が開いて、
「アッ、風田君。」
「大木さん。」

そのまま三郎が部室へと入っていくと、
「よく分からないけど、負けたような気がする。」

美代子と話をしていると、三郎はルビーが美代子にも同じ質問をした事を知り、
「(ルビーの奴、どうして大木さんにも同じ事を・・・)」
「風田君、どうしたの?」
「べ、別に何でもないよ。」
しばらくすると弦太郎が部室に入ってきて、
「先生。」

「そろそろ暗くなるから帰った方が良いぞ。」
「は、はい。」
「先生、失礼します。」
「ああ、気をつけて帰れよ。」

校門で三郎と別れた美代子がしばらく歩いていると、急に強い光を浴びてしまうが、
「い、今のは・・・」

美代子がふと手を見ると指先が石になっており、
「ど、どうなって・・・」
怖くなった美代子は逃げようとするのだが、
足も徐々に石になっていったために転んでしまい、
次第に腕や脚、腰や胸の辺りまで石になっていく中、
「た、助けて風・・・」

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