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三郎と美代子のちょっと不思議な学園生活
その他リレー小説 - 二次創作

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三郎と美代子のちょっと不思議な学園生活 3

カメレオン・ゾディアーツに変身していたのは空き巣の常習犯達であったのが、
変身していた間の記憶が無いらしく、

「全くどういう事だ」
頭を抱える弦太郎だったが、

「風田君、変わったね」
「エッ?」
「何か前より明るくなったっていうか、逞しくなったっていうか」

三郎と美代子のやり取りをこっそり聞いていたルビィ達は、

「三郎達、良い雰囲気じゃないの」
「でも何かじれったいのよね」

数日後、普段と同じように三郎はライダー部の部室にやって来て、
「大木さん」
「風田君」


「この間、学校現れた2体以外にも隣町でも何体か目撃情報があったみたい」
美代子が独自に調査したゾディアーツに関する情報を伝えると、
「分かったよ。ルビィ達にも伝えておくよ」

三郎は部室を後にして、屋上へと向かっていった。

しばらくして弦太郎が部室を訪れ、
「美代子だけか?」
「たった今、風田君は帰りましたけど。何か用とかがあったんですか?」
「そ、そうか。別に用って程じゃないが、アイツには無茶し過ぎるなって言っておいてくれ」
「大丈夫ですよ風田君なら」

ある日、水泳の授業の最中、ルビーが美代子に小声で、
「ねえ、三郎の事をどう思っているの?」
「どうして急に・・・」

ルビーは三郎と美代子の仲が進展しているのかどうか気になってしょうがないのだが、
「(アイツの事をどう思っていようがどうでも良い筈なんだけど・・・)」

そこへ三郎が、
「大木さん達、もうすぐ授業が終わるから、上がりなよ。」
「い、いけない。」


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