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三郎と美代子のちょっと不思議な学園生活
その他リレー小説 - 二次創作

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三郎と美代子のちょっと不思議な学園生活 2


会議が終わって、弦太郎が会議室を出ようとすると美代子とばったり出くわし、
「どうした?何か様子が普段と違う気がするけど」
「べ、別に何でも・・・」

そのまま美代子は帰ってしまい、
「三郎、ちょうど良かった」
美代子の様子が変だと感じた弦太郎は彼女と一緒にいた筈の三郎に声をかけるが、
「これといっておかしなとこは・・・」

帰宅した三郎は風呂に入って夕食を済ますと、
「何だろう近頃、大木さんといると・・・」

気がつくと、三郎は眠ってしまってしまい、
夢の世界は広い空と草原が延々と続いているが、
何故かサナギマンやイナズマンから元に戻った際のように全裸であり、

「風田君」
自分を呼ぶ声がしたので振り返ると、美代子も全裸であったが、
美代子が拳を突き出すのを見て、同じように拳を突き出して拳と拳を合わせると、
美代子は微笑んでおり、美代子の笑顔に三郎も嬉しくなるのだが、

「大木さん・・・」
目を覚ました三郎は下着の辺りが濡れているのを感じ、
「大木さんが裸になる夢なんて見たせいかな」

「三郎、どうしたの?」
「この頃、様子が変だぞお前」
皆からルビィやコングとか呼ばれている彼らは、
超能力に目覚めて周囲から冷やかな目で見られていた三郎にとって、
弦太郎や美代子と出会う以前からの数少ない友達であるのだが、

「べ、別に何でもない」

すると、体育倉庫の辺りで美代子の悲鳴が聞こえ、
「大木さん」

三郎が向かうと、カメレオン・ゾディアーツの舌が脚に巻き付いて動けなくなっていたが、
すると後ろから、もう1体のカメレオン・ゾディアーツが現われて、
三郎を抑え込んでしまい、
「風田君」

抑え込まれた三郎は隙を見て念動力で近くにあったドラム缶を勢い良くぶつけ、

「大木さん、早く先生達に」
「分かったわ」

息を吹き返したカメレオン・ゾディアーツのうち1体が美代子の後を追おうとすると、
サナギマンに変身した三郎が尻尾を掴んで、勢い良く投げ飛ばし、
それを見たもう1体は透明になって逃げようとすると、
「超力招来」

イナズマンに変身してすかさず超力稲妻落としを繰り出し、
「三郎、大丈夫か?」
美代子と共に弦太郎がやって来て、
「先生」

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