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ブレスク!!
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ブレスク!! 10

「学校?ふぅ〜ん…なら、貴方も習わなかったかしら?こ〜ゆう事は社会にでたらしてはいけない事って。」
そこには先ほど“ショコラ”にいた金髪の少女が立っていた。
「あんた?」
「先ほど店にいた人たちね。はじめまして。あたしの名前はサラ・スノーウィ。今度、貴方たちの通ってる学校に転校するの。よろしくね。」
サラは満面の笑みで言う。
「大歓迎!!」
声を上げたのはトムだった。
「おらぁ〜!!ガキンチョども〜!!」
「五月蝿いわね。言っておきますが、貴方のしていることはこれ以上にないバカのしている事よ。分かっている??」
サラはあっさりと酷い事を言い捨てる。
「うわ!!バカって言った!!バカって言ったね!?バカって言った方がバカなのに」
「バカにバカって言われても全くなんにも感じないんだけど。バ〜カ」
ジャージーの言葉に更なる毒を吐きまくるサラ
「う〜ん、か弱そうで可愛いぜサラちゃん」
巨大ロボ相手に全く怯むことなくバカの言い合い合戦が続くサラを見ている一同の中トムが呟いた
「えぇ!?」
アルトを含む全員が叫んだ
「ちょっとまてチビ!!あの娘は俺が先に目をつけたんだぞ!!」
「へっへーん、こーゆうのは早い遅い関係ないんだもんね〜」
そう言いながらペインに向かいおどけながらあっかんべーをするトム
「なにをぉぉ!!」
「やんのか!?あぁん?」
睨み合いをするトムとペイン
「…たしかに早い遅いはカンケー無いッスけど本人の意志っていうのが一番大事だと思うんスけどねぇ…」
もっともなアルトの意見であったが線香花火のような火花を散らしている二人に届くはずもなく
「よ〜し表出ろ表」
「望む所だ返り討ちにしてやるわ!!」
もう表なのだが二人してどこかに歩いて行ってしまった
「あら?先ほどの男前お2人は?」
サラはバカの言い争いをやめ、ふと一同に目を向ける。
「男前!?」
一同はサラの言葉に耳を疑ったのか、声を揃えて言い捨てる。
「え…?何か可笑しなことでも言いました?」
サラは笑って言う。
「あなたって何者なの?」
ベルは素直な感想を述べた。
「ん〜。何者って聞かれても困ってしまうわね。」
サラは腕を組んだ。
「ルカってベアトリクス先生よね?どーゆう関係なわけ?」
リフィーはサラの顔をマジマジと見ている。
「昔の同士とでも言っておきましょうか?ところで、あたしのことだけ聞いて貴方たちは自己紹介もしないおつもりかしら?」
サラは軽めの殺意を一同に送る。
一同はサラの殺意に固まってしまった。
殺気で固まる二人を後目にリフィーがサラに手を出した
「私は『リフィエル=ベアトリクス』。リフィーでいいわ。よろしく」
「えぇ、よろしく」
そう言い握手を交わす二人
「え…と、私は『ベル』。『ベル=スフィア』よろしくね。んで…」
自己紹介をしながらアルトを引っ張る
「こっちがアルト」
「あ…ども『アルト=バーガンディ』ッス」
軽くお辞儀をするアルト
「よろしく。(バーガンディ…?あの二人の血筋からこんな普通な子が生まれるなんてね。こうなるとちょっと戒達の子孫が気になるわね…)」
アルトの顔を見ながら考えるサラ

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