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ブレスク!!
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ブレスク!! 27

サラは呆れながらもルカの姿を見ていた
そんなサラにお構いなしに攻撃を加えるジャージ
「サラちゃんっ!!」
ペインはサラを庇うと地に膝をついた
「っ!!」
サラは慌ててペインの側へ座り込む
「サラちゃん…大丈夫…だよね?」
ペインは力無く笑う
「あたしは大丈夫…だけど…許さない!!」
サラはジャージを睨んだ
「ん!?」
ジャージはサラに今まで抱いたことのない恐怖心を肌で感じだ
「絶対に…絶対に許さないんだから!!」
サラの声を合図にジャージめがけて雪の塊が落ちてくる
ジャージは一瞬で雪だるま状態になり身動きができない
被害にあったのはジャージだけじゃい。ルカやらいもジャージと同じような状態で身動きがとれない
「怒らせちゃいましたか…最悪ですね…」
ルカは呟くように言う
「これってなに?溶けないよ?」
らいにも理解不能
「この技は彼女しか解除できませんよ…早く解いて貰わないと凍死してしまいます」
「そいつは困ったな…」
ルカとらいはしみじみ語り合う
「ルカ…ペインの傷…治してくれる?」
「ええ。貴女が私の雪を溶かしてくれるなら」
サラはすぐにルカの雪を溶かすとジャージに向かって歩き出した
「貴方は絶対許さない」
絶対零度の風を纏いながらジャージーに向かい跳ぶ
だが
「潜れド・ドラゴ!!」
サラの一撃が届く直前、ジャージーがロボの中に収納されロボが地面に姿を消した
「クッ・・・」
地面の浅いところを進んでいるのか土の盛り上がりで場所は特定出来るのだが
「意外に速いな〜あのロボ」
見事に雪だるまになっているらいの言葉のようにド・ドラゴはかなりのスピードを出しており直線に並ぶと体ごと弾かれてしまう
「ハーハハハ・・・小娘ごときにこの無敵のジャージーロボを止められるものか!!」
かなり調子に乗っているジャージー
「ハーハハハ・・・この冷血アバズレ娘が〜。はっは〜ん」
前言撤回ものっそい調子に乗ってます
だから彼は周りの様子を見ずにサラの悪口を言いまくります
そう、サラの顔に少しの笑みが浮かんでいるのもわからずに
「たしかに私じゃ貴方のロボは止められないわ。でも」
そこまで言われて初めてレーダーに反応が出ていることに気付いた
「彼ならどうかしら?」
レーダーはド・ドラゴの真上に反応を示している
とっさに回避行動をおこそうとするがすでに間に合わない位置に彼はいた
「『アイゼンフルバーストキィィィック』!!!!」
叫びと同時にアイゼンガーの背中のブースターが一斉に火を吹いた
先程のらいの蹴りの様なモーションではあったが受ける相手はルカの様な実力もなければ根性もなかった
「りぁぁぁぁ!!」
先程までド・ドラゴがいたであろう土の盛り上がりにクレーターが出来た

「くっ・・・くそぅ・・・アイゼンガーめ、次こそは・・・」
大破としかいいようがないくらいベコベコになったロボからジャージーがはい出してきた
「あ、あの〜・・・」
そんなジャージーにアイゼンガーがとても可哀想なものに近付くように近付いてきた

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