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ブレスク!!
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ブレスク!! 3

「なっ…なに!?」
急ぎ部室を出ると辺りに声が響いた
「『マリンピアの諸君!!この街は我ら『ジャージー海賊団』が占拠させてもらう!!』」
その言葉と同時に空から巨大なロボットが落ちてきた
「行け〜!『プロトギガス』!!全てを破壊し尽くすのだぁ〜っ!!」
ロボットの肩に乗ったキャプテンハットを被った海賊風の男がブレスクの校舎を指差して叫んだ

「何、アレ?」
突然の巨大ロボ襲撃に唖然とするベル
その間に早速とばかりに体育館を破壊する巨大ロボ
「俺が何とかする!」
その様子を見たアルトが飛び出そうとする
「ア、アルト!いくらなんでもそれは無謀よ!!」
慌ててベルが止める、が
「出たな悪の組織!お前等なんかに好きにさせんぞ!!」
制止を振り切り巨大ロボの前に立ちはだかった
「何者だ!!貴様!!」
ジャージーの言葉にアルトが少し考え力強く叫んだ
「俺の名は『アイゼンガー』!!正義の使者『アイゼンガー』だ!!」
そう叫びジャージーを指差した
「行くぞジャージー!!」
その言葉にジャージーが笑顔を含んだ顔で叫んだ
「来いアイゼンガー!!貴様の力を見せて見ろ!!」
ジャージーの言葉と同時にプロトギガスの巨拳とアイゼンガーの拳が激突した
「ぐぅぅ…っらぁ!!」
「なに!?」
叫び声と共にアイゼンガーが巨拳を弾き返した
「喰らえ!!正義の鉄拳『アイゼンナッコォォ』」
その瞬間背中のブースターの爆炎と共ににアイゼンガーがプロトギガスを貫いた
「正義は勝つ!!」
決めゼリフと共にプロトギガスが爆発四散した

その様子を学園の屋上から面白くなさそうに見ている男がいた
「プロトギガスが、馬鹿な……アイゼンガーだと!?」
屋上のフェンスに掴まりうなだれる男
しかし、すぐに
「まぁいい、所詮科学の前に敵などありはしないのだからなっ!!」
と叫び空に向けて声高く笑った

そして、もう一人……
「ふふふ……」
窓からアイゼンガーの戦いぶりを見て笑うベアトリクス
「頭殴られたせいで気でも触れた?」
リフィーが冷めた目でベアトリクスを見る
「ふふふ、違いますよ、リフィー。久しぶりに興味深い研究対象が見つかったんですよ」
そして、放課後の保健室にも高笑いが響いた

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