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コトノハ〜KIYOMARO&MEGUMI〜
恋愛リレー小説 - 二次創作

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コトノハ〜KIYOMARO&MEGUMI〜 4

 ティオはコクリと頷いた。でも…ボディブローって…。魔物の力って人間より凄いんじゃなかったっけ?私、よく無事だったな…。
「眼は覚めたけど…私、そんなヤバかった?」
「うん。あれはホントにヤバかったわよ?」
 私はちょっと自己嫌悪。もしかしたら寝てるだけかもしれないのに…。
「清麿だって、なにか事情があってメール返せないだけなんじゃないの?」
「うん…」
 うん、そうだよ。清麿くんがそんな、メール無視する筈ないもん。
「よし、もう気にしない。明日に備えて寝るわ」
 おやすみ、と言って布団に入る。ティオも布団に入る音が聞こえた。
 私は眼を閉じ、体の力を抜いた。ゆっくりと、意識が深い闇に沈んでいく。
…。
〜Dream Side〜
 気が付くと私は広い自然公園みたいな場所にいた。(あぁ…夢、か…)最近は、すぐに夢とわかる夢ばかり診る。
「恵さん?どうかした?」

 こんな風に私を呼んでくれる人なんて、清麿くんしかいない。隣から伝わる確かな温もり。
「何でもないよ。ちょっと考え事してたの」
 流石に夢なだけあって、私も清麿くんもかなり大胆なことをした。いつもは絶対に繋げない手…夢では痛いほど強く握り締めた。
「ちょ…痛いよ恵さん」

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