コトノハ〜KIYOMARO&MEGUMI〜 3
ああ、俺もそう思ってたとこだよ…。でも…なんかキャラ違わねえか、ガッシュ?
でも勇気は貰えた。
「そうだな…お前の言う通りかもしれん」
腹は決まった。明日、俺は想いを伝える。この、溢れでてくる大切な想いを。
「………」
「…恵?そろそろ寝ないと、明日に響くわよ?」
メールが返ってこない…。昨日までは優しさに満ちた返事がきたのに…。
「恵?顔が阿修羅マンの顔みたいになってるよ…」
なんでこの娘がキ○肉マンを知ってるのかという点はスルーして、と。
「だって…清麿くんからメール返ってこないんだもん…。あの薄情者…」
(明日、最初の挨拶は背負い投げに決まりね…)そんな結論に達した。フフ…痛みに悶える顔が早く見たいなぁ。
「恵!なんか暗黒面に堕ち始めてるわよ!」
「…ウフ…ウフフ」
ティオの声も、あまり聞こえない。
(イケナイ!…このままじゃ赤いライトセ○バーとか使いだしそうだ…)
「ッ…眼を覚ませ、アナキ…恵〜!!」
バキャ!
何が起きたか、すぐにはわからなかった。ただ痛いのだけがわかっていた。
「…眼ぇ覚めた?」
眼の前には拳を握り締めたティオ。そしてミゾオチの辺りにある鈍い痛み。
「…ボディブロー?」