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Sな彼女
恋愛リレー小説 - 青春

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Sな彼女 3

彼女と目が合う。
『いつからだ!?』軽くパニック・・・・・『そうだ!アドだ!』
『風邪はもうだいじょぶなん?』
「うん、大丈夫!ありがと」
『よかったA』
「この前の模試できた?」模試か〜どやったっけ?つうかアド聞かなぁ!
『まぁAかな。そっちは?』
「えー私死んだわぁ↓↓」講師が訪れ、授業がはじまった。
もー俺も死んだわぁ↓↓!結局彼女は授業が終わると、「バイバイ」といって行ってしまった。
また一週間かぁ↓↓彼女に会いたい。なんて俺はへたれなんだろう?悔やんでも悔やみきれない。またなにもできない一週間がはじまる。一週間って以外にながいんだなぁ↓↓



佐藤雪(さとうゆき)受験生。高校生活は部活においても勉強においても優秀。残すところ受験を無事に勝ち抜くだけである。夏がおわり、受験本番にむけ進学塾に入塾することになる。「今日から塾かぁ。緊張するなぁ」雪は塾の席についた。講師と共に一人の男子生徒も席に着く。「うわぁーきれいな顔」思わず彼を見つめてしまった。おそらく他の女子ならかっこよく見える彼が雪にはかわいくみえた。
雪が彼を見つめ続けていると、二人は目が合う。「キャッ」雪はドキっとしてしまった。その後も初授業そっちのけで雪は彼のことを見ていた。どうにか仲良くなりたいと講師と彼の会話に耳を傾け、彼が講師に質問した答えを雪がこたえてしまった。「今のないよね、うざがられたかなぁ」一人自己嫌悪の雪。すると彼からおもいがけず、『ありがとう』の返事がかえってきた。雪は授業が終わったあともしばらくうきうきしていた。
毎週木曜日が、雪にとっては待ち遠しかった。彼との会話は楽しかったし、講師と彼と私ですごす80分は嫌なことも忘れられた。
水曜日の午後。学校の授業中雪は、自分の体の異変に気付いていた。

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