〔そうなんだ大変だね;！〕
『私１人で来てたら無理矢理、結婚式に出されてたかも;』
［しかし、さっき隣の教会で式場の豪華にセッティングしてなかった？］
『私の政略結婚式だよ;お父様ったら何でもあり！って感じだから;どんな手を使ってても、あの人と結婚させるつもりみたい;お父様ったら利紀さんが凄く気に入ってるの！』
《卒業作戦で戦う？！》
〈卒業って、あの有名な映画の？〉
《はいっ！》
〈俊、いいアイデアだな！〉
『となると、私は利紀さんと結婚させて途中で私をさらうの!?』
《そうだ！》
『うまく、いくかな;』
〈俺達を信じるんだ！〉
《大丈夫！ついでだから、大輔と式あげるか！》
『ぅんっ♪』
私達は父親と利紀が話してる間、こそこそと作戦を練った。『お父様、わかりました！私、利紀さんと結婚します！』
'本当か？,
『はぃっ！』
'もう準備が終了したから聖恋がドレスを着て式場に行くだけだ！,
『はぃっ、お父様！』
（…！）
『…！』
私達は無言で頷いた。
私は教会に行きドレスに着替え式場に入った。
'聖恋、行くぞ！,
『はぃっ！』
〜〜〜♪
私は利紀さんの横まで歩いていった。
父から利紀さんに私を渡した。
;汝　　笠原　利紀は新婦　　神宮寺　聖恋を健やかなる時も病める時も妻とし愛し続ける事を誓いますか？;
:はい誓います！:
……教会の前………〈準備はいいか？！〉
（はいっ！）
〈じゃ、行くぞ！〉（お〜っ！）
……式場の中………;汝　神宮寺　聖恋は新郎の笠原　利紀を健やかなる時も病める時も愛し続ける事を誓いますか？！;
ばんっ!!
（ちょっと待った！）
『利紀さん、ごめんなさい私、あなたと結婚できません！私みんなに心配してくれたり愛されて凄く幸せです！みんなに出会って非常識な私にいろいろ教えてくれたりしてくれたおかげで、私はライブ構成や企画構成などをする秘書になれました。大切に想う愛する人もできました！EXILEのみんなのおかげで私は変われました！これからもみんなに着いていくつもりです！利紀さん本当にごめんなさい！』
:気にしないで！聖恋さんは素敵な人に出逢えたんだね！俺は身を引くよ！お幸せに！:　
『はぃっ！』
'ちょっと待て!!これの為に結婚するって言ったのか？,
『お父様すいません！私やっぱり利紀さんと結婚できません！私は本当に愛する人と結婚します！』〈ほら大輔！聖恋ちゃんの所に行くんだ！〉
ヒロは大ちゃんを優しく背中を押した。「はいっ！」
『大ちゃん♪』
「聖恋！」
大ちゃんは私の所に歩いてきた。
『大ちゃん♪』
私は思わず抱きついた。
'大ちゃん？,
（聖恋ちゃん！）
『みんな〜♪』
〈わかってくれる人で良かったな！〉
:素敵な仲間に出逢えて良かったですね！:
『はぃっ♪』