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大切な人
恋愛リレー小説 - 青春

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大切な人 6

‘聖恋♪私に任せて★’
『ぇっ!?任せてって?』
‘大丈夫大丈夫v’
『なんかスッキリした♪ありがとう夏美♪』
‘良かった★’
『じゃ私は帰る♪大ちゃんと話し合ってみるよ♪』
‘ガンバ聖恋♪’
私は夏美の部屋を出て私と大ちゃんのマンションに向かった。
……マンション……私はマンションの前に帰ってきたが中に子供みたいな事したから恥ずかしくて入れなかった。
やっぱりダメだと思い今度は近くの公園に行きベンチに座り少し頭を冷やしながら今回の事を考えてた。
『大ちゃん私の事が嫌いになったのかな…電話もしてこないし心配もしてないみたい…私…どぅしたらいぃんだろ…』
私は思わず涙が溢れた。 
(…ちゃん…)
遠くから誰か呼んでる声が聞こえた。
(聖恋ちゃ〜ん!!)『ぇっ!?私?』
私はベンチを立ち上がった瞬間、後ろに誰かがいた。
私は怖くなり呼び声の聞こえるほうに逃げようとしたが腕を掴まえられ抱き寄せられた。
「俺だ…聖恋…」
『大…ちゃん…?』「ごめん聖恋の気持ち解ってやれなくて…ずっと俺の側に居ろ…もう離さないから…」
『大ちゃん…ごめんなさい大嫌いなんて言っちゃって…私の事…嫌いにならないで…』
私はギュッと抱きついた。
〈聖恋ちゃん、ここにいたのか!俺達、凄く心配したんだぞ!大輔から全て聞いた!大変だったんだな…〉
『ヒロさん心配かけてゴメンナサイ…』
『みんな、心配してくれて、ありがとう♪もぅ私は大丈夫♪』
〈本当か?〉
『ぅんっ♪』
「じゃ帰るか!」
『ぅんっ』
〈明日、聖恋ちゃんの親に会いに行くぞ!〉
《俺達も着いてるから!》
『親は頑固だから大丈夫かな;』
〈大丈夫!〉
「いざとなったら俺達が親から聖恋を奪う!」
『信じていいの?!』
「俺達を信じろ!」〈俺に任せて聖恋ちゃん!〉
『ぅんっ♪みんな〜ありがとう〜♪』
私は嬉しくて涙が溢れた。
「聖恋、何泣いてるんだ?!」
[ほら泣き止め!]《聖恋ちゃん!》
【俺まで感動して泣きそう!】
〔篤まで泣くなよ!〕
【だって〜!】
《篤は顔に似合わず涙もろいな!》
『篤君まで嬉し泣き?♪』
(あはははは…!)

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