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大切な人
恋愛リレー小説 - 青春

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大切な人 13

『ヒロさん大袈裟だよ♪』
〈でも篤は、いつもハイテンションだからな!〉
『確かに♪』
【そんなに、うるさいか?】
(もちろん!)
【そんなにハッキリ言わなくても;】
『冗談だよ♪』
「そんなに落ち込むな!」
【大丈夫!】
『立ち直り早い♪』【それが俺の良いところだからな!】
『篤の声いいよねぇ?花郎♪』
私は、お腹を撫でた。
[でも聖恋ちゃん大丈夫か?!]
『何が?♪』
〔おっちょこちょいだからだよ!〕
(確かに!)
《俺達が居るから大丈夫だろ!》
『もぅ〜みんなして〜♪』
〈まぁまぁ聖恋ちゃんは、いつもの聖恋ちゃんでないとな!〉
『ヒロさんったら♪そぅだ…みんな、花郎共々よろしくね♪』
(もちろん!)
私は、大ちゃん達が作ったご馳走を食べお祝いした。
……10ヶ月後……私は臨月になりEXILEは家でミーティング等を行っていた。『みんな〜ジュース注いだから休憩に入ったら?♪』
(おぅっ!)
「どうだ大丈夫か?!」
『ぅんっ♪』
〈もう、そろそろだな!〉
「まだ男か女か聞いてないから楽しみだ!」
『どっちに似るか楽…痛っ…』
「聖恋?どうした?」
『痛いよ…』
〈もしかして陣痛か?〉
『そぅ…みたい…』「大丈夫か?」
『ぅんっ…大丈夫…』
[聖恋ちゃん、ここに座って!]
【肩に腕をかけて気をつけて!】
『ありがとう…篤君…』
[ゆっくり座って!]
『痛い…大ちゃん…』
「聖恋、ここにいるから大丈夫だ!」
〈マツ運転頼む!〉[はいっ!]
〈ウサ、俊、アキラ、篤はマツの運転で一緒に来るんだ!大輔と聖恋ちゃんは俺の車に乗って!〉
(はぃっ!)
〈聖恋ちゃん病院に連絡するから待ってて!〉
『ぅんっ…』
ヒロは手際よく皆に指示して病院に行く準備が終わった。
〈さぁ病院に行くぞ!〉
……病院に到着……ヒロは出入口前に車を止めた。
〈大輔、車を駐車場に置いてくるから、聖恋ちゃんを中に連れて行って!〉
「はいっ!」
『痛い…』
〈大丈夫だ聖恋ちゃん大輔と一緒に先に行って!〉
『ぅんっ…』
私と大輔は先に病院に入った。
=眞木さん、分娩室の準備が整ってますのでこちらに!ご主人も中に入りますか?=
「はいっ!」
=じゃ、どうぞ=
………分娩室………「大丈夫だ俺もいるから安心しろ!」
『ぅんっ…痛い…産まれそう…』
……分娩室前………〈ここだ!〉
[いよいよですね!]
【凄い楽しみだな!】
〔どっちに似るかな!〕
“聖恋ちゃんも大変ですね子守しながらEXILEの仕事しなきゃならないし!”
《聖恋ちゃんなら大丈夫だ!》 
………分娩室………=眞木さん一緒に頑張りましょう!=
『は…ぃっ…ぅっ…痛い…』
「聖恋、頑張れ!」=ひぃひぃふぅ力んで=
『ひぃひぃふぅんんんっ…』
「聖恋!」
大ちゃんは私の手を握ってくれた。 
『ひぃひぃふぅんんんっ…はぁはぁ…んんんっ』
………10分後………おぎゃぁ〜…!!
=元気な男の子ですよ!=

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