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恋愛リレー小説 - 青春

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机 2

「ふあぁ〜、やっと終わったよ〜」秋治は肉まん2個は入りそうなあくびをした。そして教室にはいると真っ先に自分の机を見た。
砂夜と同じく秋治も机を見る瞬間が楽しみになってきたのだ。
「っと‥‥どれどれ??」
そこにはまたメッセージが…『こんにちゎ☆まさか返事くれるとは思わなかったけど。てゆーか福沢超似てる〜上手すぎ!いつもHR長くてムカつくの!』
(とゆうことはこの子は10組か…多分顔もあわせた事もない…か)
この学校は生徒が約千二百人学年に11クラスもあるのだ。
ちなみに秋治は1組…5組あたりまでならなんとかわかるがそこから先はまるでわからない…まぁ数学で一緒になれば別だけど…
「ん?」
秋治はまた似顔絵が描いてあるのに気付いた
今までのようなリアルさはなくキャラクターのような…そりてその横に『あたし笑』と書いてあった
それは本当にササッと描いた感じ…ッてゆーか丸顔に鼻が豚鼻だ…
『どうして女って〜のは自分のこと否下にすんだ?俺だったらもっとかっこよく描くな…(笑)』
するといつもの友達がやって来て机を指さした。「ぉ!?また机黒くなってんじゃんか!ぃぃね〜メッセージ交換♪青春だね〜」
などとはやし立てる。
俺は黙ってうつむいていたがあることに気が付いた。
「お前この席に座ってる子何回か見たコトあんだろ?」
「ぁあ、お前がメッセージ交換してるからこの前ちゃんと見てみたぜ?」
秋治は相手の子がどんな子か少し気になっていた。
「何だぁ〜♪気になってるんだ☆あっ、好きになっちゃったとかvvかわいいな〜☆」「ばっ、ちっげーよ!!…ただの興味本意だよ」「顔赤いぜ。」 口ではそういっているが、体が熱くなっていくのがわかる。
『まっ、女に興味をもつのは健全な男子としては極当たり前の事だ!やっと興味をもてて♪』「だからちげぇ!」ガタっと音をたてて教室を出ていこうとする。「おぃ!どこいくんだぁ?」『便所!』もちろん出すためではなくあいつから逃げるためだ。


はぁ〜。返事読んでくれたかな‥‥嬉しいはずなのにため息が出るのは何でだ?!『砂夜ぁ?どうかしたの?さっきから変だよぉ〜?」心配そぅに顔をのぞき込む同じクラスの夏美。「大丈夫だょ!夏美、先に教室戻っててくれる?トイレ行ってくる!」『わかったょん♪あっ!でもこっちのトイレ、ティッシュ全然ないから向こうの方に行った方が良いかも!』「1組の方〜!?!?面倒くさぁぁ!」

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