トワイライト☆ドルチェ 6
ぞわ…
翡翠は悪寒を感じた
「…何かいやなよかんね」
「どうしたの?」
「いや…ちょっと悪寒が…」
ーーーー
「ふえっくしっ」
ずずっ
「誰かハルク様の噂してるなぁ…まいったなぁ♪」
何故か嬉しそうである
その後街に着くまでに翡翠は三回悪寒を感じたという
「ふわあぁ♪やっとついたですねぇ♪」
葵は嬉しそうに笑った。
「ふふっ♪こんなに栄えてる町は初めて??」
「はい☆」
「ここは中層にちかいからね♪」
「そうなんだ…♪」
葵はしみじみと辺りを見回し…
「あ!!ケーキ屋さん☆」
そう言うと一目散にかけだした。
「あιこらι一人で行動しないのι」
「くっくっ♪賑やかになったな☆翡翠。」
「ふっ…まぁね。」
翡翠は苦笑した。
てててっ
ずるっ
「きゃあッ」
べち
「いた…い…」
何もないところで葵は転けた
「……器用ね〜何もないところでこけるなんて」
「…純白」ボソッ
「……」
メキ
「いだだだだッ」
「大丈夫葵?」
翡翠は駆け寄り葵を立たせた服はドロにまみれ下着が見えそうである
「…服を買った方が良さそうね」
「あう…ごめんなさい」
顔から足までドロにまみれになり今にも泣きそうである
「いいのよ、綺麗な服をかいましょうね」
翡翠は何か企んだような笑みを浮かべた
「…??はぃ☆」
不必要にニヤニヤしてる翡翠に不安を覚えた葵だったがだまって翡翠のあとをついてあるいた。
「この店の服がいいわ☆」
「!!??ι」
そういって翡翠が入ったのは赤やピンクのふりふりひらひらの目にも鮮やかな服屋であった。
「………ι」
「(ボソッと)どうせなら下着と同じ純白の服の方が…」
メキッ!!ミシミシ!!
「うぎゃあぁあぁ!?」
「さぁ入りましょう♪きっと葵に似合うわ♪」
「はははιありがとうです」
葵は苦笑を浮かべるしかなかった。
「……」
入ると目が変になるそうなファンシーな服が山のようにある
「これもいいわね、…あ…これも」
翡翠は目を妖しく光らせながらどんどん服を選んでいく
「…でた…翡翠の悪いクセ」
「いいじゃない?かわいい者は好きよ」
子供のような声で答える
「……あははは」
よこで葵は呆然と一人はしゃいでいる翡翠を見ていた
「…うん…これがいいわ!!」
「はい!葵!」
「…はい」
葵は肩を落とした