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初カレ
恋愛リレー小説 - 初恋

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初カレ 4

『なるほど イケメンキャッチャーか!
でももったいないね!キャッチャーじゃあんまファンに顔見せらんないじゃん』

「いや ファンなんていねーし
まぁちょっと見に行ってみるか?野球部」


え…そんな イケメン亮平くんに誘われたら断れないでしょ

『行きます』

「お、なんだよ やる気出てきた?」

『えっ?へへ…』


別に…




野球部部室―

「ちーっす」

亮平が入って行くと部員のみんなが笑顔で迎える
第一印象はすごく雰囲気のいい部ってかんじだ

「あのー、このこ新しくマネージャーになった1年の藤末さんです。」

『藤末葵です よろしくお願いしまーす』


「へぇ嬉しいな これで天才キャッチャーとマネージャーがそろったから秋の国体は全国狙えるぞ!」

その言葉に部室内は盛り上がったから アタシも合わせて笑っておいた


「俺ピッチャーでキャプテンの岸本大輔
よろしくな!!」

『はい』

「じゃあ今日は見学ってことで
亮平!投げるからつきあえよ」

「うっす」

キャプテン岸本と亮平は着替えて 元気に外へ飛び出して行った
「俺達も外に見に行こうか」

『え?』

振り返ると同じクラスの長身 山崎くんがいた

『山崎くん野球部なんだ!』

「え 俺のこと覚えてくれてたんだ!」

『だって同じクラスじゃん!当たり前だって!!』


ちゃんと顔を見たのは初めてだけど またこの人も亮平とは違う種類のイケメンだ
部長もなかなかワイルドだったし…





外に出てみるとマウンドには部長岸本がいた

「このさぁ…」

『?』

山崎くんが岸本先輩と亮平を見ながら話しだす

「岸本さんってスゲー天才ピッチャーなんだよ」

『…へぇ』

「でも天才すぎてその球をとれる捕手がいなくてさ…そしたら前田が転校してきたんだ」

『うん』

「前田も天才だった
あの岸本さんの球をたった3球で完璧にとったんだから」

『…うん』

ちょっとよく分からないけど…

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