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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 977

相手を愛していると思うこと。相手からも愛されていると思えること。それがもたらす愉悦と陶酔は、承認欲求も同時に満たす。
心を満たす愛情の強度がない性行為や快感を求める行為は、心が満たされない不安を一時的にごまかす効果しかない。
もしも、黒崎孝義がクライアントの女性たちに「貴女だけは、特別ですよ」と、つながりを切断した直後の脱力した女性に囁き続けたら、クライアントの女性たちを洗脳することができただろう。
しかし、黒崎孝義はクライアントは変態と決めつけているのと、切断のために苦痛を感じて不機嫌なため、クライアントの心に踏み込もうとはしなかった相手を洗脳する目的があった北川天とは、黒崎孝義はちがっていた。
黒崎孝義の幻覚触手プレイを背骨のように主軸とした、クライアント女性たちの心の動き。
まず物欲の法則、できるだけ少ない支出で多くを得たいという考え方をしていた女性たちがいた。
強迫観念、性的な欲望は普段は人に知られないようにしなければならないという常識がある。自分たちは世間の人たちとはちがう裕福で立場がある人間で、さらに女性のたしなみとして、特に男性には肉欲を隠したいと考えていた。
少ない支出で、自分のプライドを傷つけることない相手に性的なサービスをできるだけ多く得たいと考えた女性たちがいて、手段として金銭の取引で人間関係は優位に立てると思い込んでいる。
洗脳(マインド・コントロール)は、相手の状態と手法がぴったり合うと絶大な効果を発揮する。洗脳は相手を依存させて、自分の思った通りの行動をさせるのを目的としている。
黒崎孝義は自覚なしで洗脳の手法を使ってしまっていた。
そして、鷺原聖華が協力したことで、影響力は強まっている。
何か自分に親切にされたら、お返しに相手に負担にならないできることで何かをしたくなる返報性。相手に失礼なことをされたから、こちらも失礼でいいと怒るのも返報性である。
黒崎孝義は相手の気分しだいで変わる報酬の受け取り金額を、事前の約束通りの金額で動かさなかった。これをクライアントの女性たちは親切や謙虚さだと誤解した。黒崎孝義は考えたり、相手に合わすのがめんどうだっただけである。

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