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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 975

「んひっ! やっ、入ってこないで、やだぁっ……!」

愛液をあふれさせる姫口に容赦なく触手があてがわれた。

(や、やめて、やめ、はいる、入っちゃうの? はいっちゃう、はいっちゃう。はいっちゃだめぇぇっ!)

「いやぁああぁっ!」

ぐちゅっ、ぐちっ、ずちゅっ、ぬちゅ。

激しくなっていく水音と愛液、それから触手のぬめりを撒き散らして、膣内が擦られて疼く。
喪失感と絶望と呆気に囚われ、思考が停止する。

(んあぁ、入ってるっ、中にはいってるぅぅっ!)

しかし、触手を搾り締めあげる私の膣肉に、負けないとばかりに内側で触手がふくらみ、大きさを主張してきた。
下腹が張って、みっちりと触手の存在感が膣洞を埋める。
私の膣内の無数のヒダを愉しむように、触手がぐるんぐるんと激しく暴れる。
その勢いで愛液が出るそばから掻き出され、大蛇のような触手をびっしょりと濡らしていく。

ぐちゅ! ずちっ! みちぃっ……ぐちゅぐちゅっ、ぬちゅっ!

思いきり膣内を擦り上げられ、もはや身体は、触手の動きと快感にひたすら揺さぶられる。がくがくと震える身体と乳房は汗ばむ。

「んはぁっ、はあっ、あっ、んっ、あっあぁっ、ふぐっ、んんっ」

触手がまた口の中にある今は、私の口からは、切れ切れの嬌声しか出せない。

黒崎孝義は、このクライアントはアナルセックスをしたことがないんだろうと、少し退屈して、じっと観察している。
目を閉じてまぶたをひくつかせ、ベッドで仰向けに寝そべり、寝言のように、うぅ、あぅぅ、とたまにうめいている目を閉じたブランド物の服を着た30代の女性の様子をうかがっているのは、やりすぎると、その後の陶酔が長引くので、幻覚の止め時を決めるためだった。
黒崎孝義も目を閉じていれば、クライアントの女性がどんな痴態で快感に溺れているか視ることも、触手が膣を擦り、口に咥えられて舌で舐められる快感を黒崎孝義も、勃起してしまうほど感じるのだが、それは実際にペニスを挿入したり、イマラチオさせたのと変わらないものにすぎない。黒崎孝義は、現実ではあり得ない快感を求めている。
たとえば覚醒剤を注射したあと、ひやりとした生き物が血管を走り抜けていくような、現実ではあり得ないおぞましいけれど、同時に甘美な快感が欲しかった。しかし、今回のクライアントもハズレだったとため息をついて、幻覚を止めるために、触手も自分も焼き尽くされる火焔を目を閉じて思い浮かべる。
黒崎孝義は息が苦しくなり、胸の奥が熱いと感じる。焼けろ、焼けろ、すべて焼けてしまえ。

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