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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 968

「気に入りました。私の彼氏にして差し上げます」
「断る!」

クライアントには基本的に温厚な態度の黒崎孝義が、あまりに相手が上からの態度で接してくるので、乱暴に言い放って立ち去り、報酬を受け取り忘れた唯一のクライアントが、鷺原聖華だった。
その後、黒崎孝義からすれば、退屈な相手だが普通のクライアントたちが、鷺原聖華の紹介で黒崎孝義に依頼してくるのが頻繁に続き、鷺原聖華と和解した。
鷺原聖華は21歳で、腰までも届く豪華にウェーブしたロングヘアーを明るい色に染めている。整った容姿をしている。女性としては背丈はあるが、とりたてて長身というほどではない。とにかくすらりとしたみずみずしい美脚である。
聖華の母親はオーストリア出身で、聖華は16歳まで海外で暮らし、ドイツ語が堪能のいわゆる世間一般でいうところでは、ハーフ美女のお嬢様である。
キュートでかわいい顔立ちと評判のその顔立ちも、黒崎孝義からすれば人間ではなく、まるで人形のように思えて、恋愛対象外の若い女性なのだった。
聖華の価値観は、投資家の父親譲りで財力を基準で物事を考える癖がある。聖華にすれば、黒崎孝義に感謝されると疑わずに金銭的援助を保証する彼氏にする申し出をしたら、怒って断られた。
性的な関係だがセックスしたわけではなく、また財力も婚約者にするには不釣り合いなので、黒崎孝義に最上級の待遇の彼氏にする申し出を贈った。
断られた聖華は、それがきっかけとなって、黒崎孝義に対して強い興味と特別な感情が芽生えた。
黒崎孝義は幻覚触手プレイで、快感に溺れる女性を変態だと思い込んでいる。それは、カウンセラーの藤崎柚希も、鷺原聖華も同じことで理解できないと黒崎孝義は感じていた。
合成ドラッグの後遺症で、黒崎孝義は気持ち悪いと思っている触手の幻覚を自分がみるようになり、藤崎柚希のカウンセリングを受けることにした。
そして幻覚が他人と共有できるとわかった。カウンセラーの藤崎柚希と同棲するようになっていたが現在、黒崎孝義は家出中である。
カウンセラーの藤崎柚希の真似をして、自称セラピストとしてもぐりで活動した結果、金銭面では顧客が鷺原聖華のおかげでついているので、とても優遇されている状況なのだった。

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