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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 966

黒崎孝義の幻覚の触手は、無数の蛇のように這いまわりまとわりつく。そして、先端には男性のぺニスの鈴口ような小さなわれめがあり、そこから蛇の舌のようなものを出して、チロチロと舐めたりもすることができる。触手のイメージの中に、蛇のイメージと男性の性器のイメージがふくまれているようだ。
どんな触手の幻覚になるか、黒崎孝義のイメージだけでなく、相手の知識などによって、形状などに変化が起きる。藤崎柚希との触手幻覚プレイの時は、耳から脳に侵入するために、髪よりも細いしなやかな糸であり、また針のような先端が鋭い触手があらわれた。相手のイメージと重なり、黒崎孝義自身では思いつかない触手があらわれることがある。
性欲発散のために、相手から利用されるのはおもしろくないが、思いがけない変化があらわれるのを期待して、黒崎孝義は幻覚触手プレイを行っている。
性的なプレイ内容のためか、こっそりと女性たちのつながりで伝えあっているのは、ドラッグの愛好者たちがドラッグの噂をするのと同じだった。
どこで入手できるか、ブツの効き目はいいか、値段や売人との連絡手段など、人から人へ情報は流れる。
女性たちは共通の嗜好の仲間で集まって雑談しているとき、いわゆる女子会で男性の性行為などを内輪話として暴露しあっていることもある。男性は自分のパートナーの性行為について、酒を酌み交わしている親友でも暴露したりはしない。
女子同士での性的な暴露ネタは盛り上がる。男性には隠している不満の暴露。しかし、その暴露ネタには実際にない余計な情報が乗っかって、ありもしない噂話になってしまうことがある。
そしてその噂話に尾ひれがつき、最終的にはまったくデマの情報が広まってしまうことになる。
藤崎柚希は女性のカウンセラーなのだが、女子会が行われている場へ呼ばれない。
クライアントの個人的な話を守秘義務があるので絶対に話さない。信用を失えば仕事は無くなる。
女性だけの集まりでは、柚希の個人的な暴露話だけでなく、クライアントの秘密の性的な話を女性たちは聞きたがる。
柚希はそうした集まりを避けるようにしている。また柚希が守秘義務を厳守しているとわかれば、集まりの場に呼んでもつまらない人だと判断される。

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