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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 965

「瑶子、どっちに入れてほしいんだ?」

隆史は愛撫を続けながら瑶子に言った。瑶子は牝の淫花とも、小さなすぼまりとも答えずに、そのまま軽くイッてしまい、浴室のぺたりとバスマットに尻をつけて座り込んでしまった。
隆史に抱きついて立ち上がり、瑶子から隆史の唇を奪った。大きく迫力があるわけではないが、半球型の瑶子の美乳が抱きついた隆史に密着している。
膣やアナルに隆史にぺニスを挿入させることも、隆史の口の中に自分から舌をさし入れて絡ませあうことも、愛情を伝えあう悦びの行為であることでは同じことだった。
この瞬間、隆史と瑶子は同じ望みに身をゆだねて、抱き合いキスを交わす行為に夢中になっている。
胸にこみ上げてくる愛情を、どうやって伝えあうのか。その答えを人はずっと求め続けている。

黒崎孝義の触手の幻覚を使う性行為を、藤崎柚希は受け入れることで、黒崎孝義に心から愛情を伝えているつもりだった。
黒崎孝義は、触手幻覚を愛情表現ではなく、女性に快感を与える手段としてしか考えていなかった。
触手なんて気持ち悪くないのかと、幻覚を使い、相手をする女性たちの性欲の貪欲さに呆れている。
鞭で肌が裂けるほど打たれたり、蝋燭の熱く溶けた蝋を垂らされたり、縄で縛られたりする他に、例えば眼球にぷっつりと針を刺されたり、ピアスを舌や牝の花につけられたり、タトゥーを入れられたり、四肢を切断されたり……黒崎孝義は、触手の幻覚で快感に溺れることは、理解しがたい悪趣味な嗜好のように感じることがあった。
幻想界には、あらゆる時代の情報の破片が集積され漂っている。
古代中国の酒池蠆盆の刑。
鎌倉時代の人に蛇を生きたまま飲ませて、内臓を咬ませる刑罰、戦国時代の蛇責めの拷問。
こうしたおぞましい残虐な行為の道具として、蛇が使われてきた。

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