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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 97

はー、はー、と蕩けたメスのやらしい顔になって熱い吐息をもらしている志織が隆史に撫でられ、びくっと反応してしまう。
志織は嫌いな美紀に、欲情したメスの痴態を見られたくない。本条恵美には見られていて恥ずかしさはあったが、隆史の愛人として仲間意識を感じた。
阿部美紀に対して志織は仲間意識を感じることができず、しかし欲情と快感に抗うこともできず、隆史に求められるままに絶頂させられて、いつでも隆史が志織のメスの肉穴に勃起したモノを挿入しても大丈夫な状態になっている淫らな姿を、美紀にさらしてしまっていた。
隆史は志織の上にかぶさるように体をかさね、勃起したモノを志織のほぐれたわれめに先端をあてがった。
「志織、入れてほしいか?」
隆史に耳元で囁かれ、美紀に見られているのは嫌なのに、子宮がきゅんと疼く。メスの淫らな本能が、あてがわれている隆史のモノを求めているのがわかる。
「抱きしめてください、隆史様と一緒に気持ち良くなりたいんです」
志織の返事を聞いた隆史はすぶっと根元まで志織の濡れた膣穴に突き入れた。
志織はもともと、正常位ではなくバックで犯されるほうが好きなのだが、正常位なら美紀の方へ顔を向けなければ、隆史と天井しか目に入らないので、志織はセックスに集中できる気がした。
隆史はモノを挿入したまま、すぐにピストン運動をせずにディープキスをした。志織は目を閉じて隆史の入れてきた舌先に自分の舌を絡ませ合う。
隆史が唇を離すと、隆史の唇と志織の半開きの唇のあいだにきらきらと細く唾液が糸を引いた。
隆史の耳元で志織が小声で「動いて下さい」とおねだりするので、隆史はピストン運動を開始した。
志織が隆史の腰の動きに腰をくねらせて、鼻にかかったような甘いあえぎ声をもらし始めた。
ずっ、すぶっ、ずっ、ずっ、すぶっ、と隆史は志織の膣内で感じやすいところを探しながら腰を動かし続ける。
志織がしがみついていられずに腕をほどき「はぅっ、あんっ、いいっ、んあぁぁっ」と声を上げると、隆史は志織の腰をがっしりつかみ、汗ばみながら、さらに激しく腰を動かした。
「あひっ、あっ、あっ、んあぁっ、やぁぁん、んあっ!」
隆史がそのまま志織の子宮を思いっきり熱い精液をぶちまけて満たすと、志織は絶頂してしまい、もう美紀が見ていることを一瞬完全に忘れた。
(こんなのやだ、さみしいよぉ)
美紀が二人から少し離れた手のとどかない位置で立ったまま泣いていた。おあずけと言われ、でも隆史との関係を捨てたくなくて帰ることも嫌なので、隆史に中出しされている志織を見て、うらやましさとさみしさに耐えきれず、思わず涙をぽろぽろとこぼしていた。
欲情しているのに、仲間はずれ。目の前では別の女が気持ち良さそうに感じまくっている。
美紀は三人で乱行をしたいわけではないし、今までそんなことをしてみたいと思ったことは一度もなかった。
隆史は脱力しきっている志織からモノを抜き出し立ち上がると、うつむいて泣いている美紀をちらっと見て、頭をかいた。そして、ため息をついた。
「美紀、俺を独り占めしようと思うなよ。志織の他にも愛人たちがいる。全員、俺が選んでセックスした大切な人たちだ。美紀も俺の大切な人なのは忘れるなよ」
「うん」
隆史が近づいて美紀の頭を撫でながらそう言うと、美紀は胸がいっぱいになって短い返事をしてうなずくのがやっとだった。

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