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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 959

15分前から依頼者の人妻は、着衣のまま、ベッドで横たえておとなしくなり、快感の余韻に陶酔している。黒崎孝義の触手幻覚は、すでに人妻の意識から消えている。
黒崎孝義は、内心では喫煙したいと思いながら、人妻が落ち着くのを待つ。午後15時42分。依頼者に手をふれない約束なのだが、肩をゆすって報酬を受け取りたいのを我慢して、黒崎孝義は黙って暇潰しをしている。
藤崎柚希とのちがいは、依頼者が黒崎孝義とセックスしたいと頼み込んで来ても断っていること。
藤崎柚希には医学知識があるので、それらを応用したプレイを黒崎孝義も楽しめるが、何も知識がない人妻の妄想は、せいぜい口、膣穴、肛門に触手をペニス代わりに突っ込まれるだけで、体内や脳をいじりまわすようなプレイはできない。
触手で体内をいじりまわしている時の快感ほど、黒崎孝義に人妻は快感を与えてくれない。退屈なオモチャなのだ。
一切、指先すらふれずに触手の幻覚で依頼者を凌辱する。恍惚としている人妻が自分が自宅の寝室のベッドの上にいると自覚するまで、黒崎孝義はひたすら待機中である。

「……あの……どうですか、俺、あなたをちゃんと、すっきりできましたか?」

黒崎孝義は、人妻がどんな幻覚で性欲を発散したか知らないふりをしている。人妻は頬を赤らめて少し動揺しながら「ええ、また、お願いしてもいい?」と、しおらしい声で答えた。
訪問した時は強気で、不信感たっぷりで身構えているような態度だった人妻が、今は黒崎孝義に媚を売るような表情に変わっている。
前は銀行口座振込みで報酬を受け取っていたのだか、今は現金の手渡しで受け取っている。
黒崎孝義との触手幻覚セックスを希望して、勝手に大金を前払いしてきた依頼者がいたからである。
ご希望通りに犯してから、ベッドの上に大金をばらまいて、通常料金を受け取って「淫乱女、バカ女、風俗に行け」と罵倒して、高級ホテルの部屋に依頼者を置いて、黒崎孝義は立ち去った。避妊薬を服用していたことも聞き出したし、コンドームも使用した。妊娠の心配はない。
黒崎孝義との触手幻覚疑似レイプのプレイにはまって、今も黒崎孝義は探されている噂を聞いている。

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