PiPi's World 投稿小説

媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

の最初へ
 956
 958
の最後へ

媚薬の罠 958

会ってセックスしてしまうと、柚希はつい情がわいてしまって、別れるとは言い出せなくなってしまった。
かなり歳上の恋人だか、見た目は30代そこそこに見えて若く見えた。同棲中は食費を渡しておくと、料理は柚希よりも器用にできるようで、ちゃんと晩酌用のビールまで用意しておいてくれる。同棲相手としては完璧に思える。
柚希はこの男の前につきあっていた会社員と1度同棲してみたが、うまくいかなかった。原因は柚希が仕事中心の生活なので、会社員の元彼の世話をすることができなかったからなのはわかっている。家事を完璧にこなしてもらい、自分の身の回りを整えてもらってみて、元彼の望んていたのはこういうことかと実感したのだった。
3週間、同棲相手がいなくなり元の一人暮らしの感じを思い出せてきたので、ふりまわされていると仕事に影響が出そうで、会ったら別れ話をしようと考えてはいたのだが、頭を撫でたところで、柚希はもう別れるのを諦めた。
柚希の1日は黒崎孝義(くろさきたかよし)に朝、起きたら電話をかけて、夜12時までにベッドで電話をかけて眠る。それで区切りがついている。
催眠の暗示がかけられていて、黒崎孝義に朝に電話すると、柚希はすっきり目が覚めて、夜にベッドから電話をかけると眠気が起きるようになっている。習慣化した後催眠なのだが、柚希はそこは疑問に感じていない。
黒崎孝義とセックスしていることで、黒崎孝義の声がトリガーとなって、柚希は黒崎孝義に催眠ですでに操られている。幻覚を他人と共有する男、黒崎孝義はセラピストということになっている。
藤崎柚希は公認心理師という国家資格を取得した本物のカウンセラーだが、黒崎孝義は無資格の自称セラピストである。
どちらもストレスによる鬱や不眠などの症状のある患者に対応している。
黒崎孝義の場合は治療行為というよりも、噂を聞いて、こっそりと連絡してきて性欲を発散したい人たちの性の吐け口となっている。

寝室のベッドでは、ベッドの端に腰を下ろした黒崎孝義の隣で30代後半から40代ぐらいの人妻が胎児のように身を丸めて、正確には手で股間を押さえて、恍惚とした表情を浮かべている。
黒崎孝義はイヤホンをつけて、スマートフォンで無料ネット動画を閲覧して、退屈している。

SNSでこの小説を紹介

レイプの他のリレー小説

こちらから小説を探す