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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 95

美紀が服を着ながら、志織から目を離さない。
また何かされたりしないか警戒している。
「バカ誠治はどこにいるの?」
「あいつは逃げ出したから、ここにはいない」
隆史がそう言うと「そっか」と美紀が言った。
美紀は自分を拘束していた手錠やアイマスクや脚を広げていた棒を見ながら、志織に「あんたも、これで動けなくしてやりたい。最低」と言った。
「松崎誠治が美紀をレイプしないで殺そうとしたら、美紀の命を守ろうと志織はちゃんと助けたはずだ。俺がここに来たのにすぐに気づいて、逃げる松崎誠治に靴を投げつけてたからな」
「レイプされてるのはほっといて?」
「かばうわけじゃないが、松崎誠治はこれで美紀から逃げて関わらないようになった。松崎誠治が美紀をどれだけ恨んでたか身に沁みてわかったんじゃないのか?」
隆史はそう言うと立ち上がって志織のそばに立った。
「志織が裸で拘束しておいたのは、松崎誠治に殺意を持たせないようにしたんだろう?」
「愛海さんから、松崎誠治が阿部美紀さんをひどく恨んでいると報告がありましたから。もし愛海さんが監視役から離れたら、いずれ松崎誠治は阿部美紀さんに危害を加えると判断しました。愛海さんだけでは恨みの毒は中和できませんでした」
「よっぽどだな、それは」
吉川愛海が松崎誠治にたっぷりと性欲を満たすサービスしていることを、隆史や志織は把握している。
それでも、松崎誠治の阿部美紀への恨みや未練は、消え去ることはなかった。もし美紀に誠治がまだ惚れていたら、嫌がっている美紀をレイプしたりせずに、拘束を外し救助していたにちがいない。
「志織もここで、裸で拘束されたことがあるんじゃないのか?」
志織は隆史にうなずいた。
隆史の逆鱗にふれて、現在は失踪中の天満教の教祖の北川天は、気に入った女性信者を儀式といつわり、ここで犯していた。
「北川に拘束されたまま犯されて、さらに拘束され続けます。時間の感覚が麻痺してくるまで。耐えかねて騒げばスタンガンで電流を流されました」
「美紀にもそうするつもりだったのか?」
「いいえ、ごめんなさいと一言もらえれば、すぐ解放するつもりでした」

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