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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 912

他の人類種族を滅ぼして、定住地を得たホモ・サピエンスのメスたちのフェロモン認識能力は、オスのホモ・サピエンスたちを好みのフェロモンを持つオスか、他の人類種族との比較よりも繊細な違いで嗅ぎわけるようになっていった。
縄文人に恋愛という感情はあったかという質問に、研究者たちはフェロモンの好みという意味では、メスがオスに対して好き嫌いの好みはあったのではないかと答えることはできる。
創作されたSF(サイエンス・フィクション)の作品には、地球外生命体が地球にあらわれ、侵略を開始、地球の人類は侵略者と生存のために戦う物語がかなりある。
それは幻想界に残された、ホモ・サピエンスと他の人類種族との闘争の記憶とつながっている。
女性のレイプする敵に対する憎しみと殺意というのは、身を守る生存本能につながっている。
ホモ・サピエンスという種族は、メスの方が生き残る能力や闘争本能と意味でオスよりも優れていた。
ホモ・サピエンス以外の人類種族は、ホモ・サピエンスのメスによって滅ぼされた。オスとメスのどちらも狩猟を行い、餌の大型動物を求めて放浪し、フェロモンで仲間と判断すれば交わり、他の人類種族と殺した。
他の人類種族をホモ・サピエンスは餌として食べていたかと考えた時、ホモ・サピエンスは狩猟される種族だったとわかる。
地球を侵略する地球外生命体のエイリアンを想像して創作された作品では、街の住人がエイリアンに補食されたり、宇宙船の女性乗組員がレイプされて孕まされたりする。しかし、エイリアンを害獣のごとく殺す作品と比較して、エイリアンを補食して食べる作品がかなり少ない。
メスのホモ・サピエンスは、レイプして孕ませようとした他の人類種族を殺意を剥き出しにして殺そうとした。妊娠はメスには命に関わる危険である。放浪するには、妊娠した身体は適していない。
他の人類種族は、ホモ・サピエンスを貴重な食糧の肉であると判断していた可能性はある。
ホモ・サピエンスのオスは、他の人類種族のメスに対して欲情して交配しようとしたのか。そこは、女性の姿のエイリアンとセックスした男性が殺害されるか、補食されたり、寄生されてしまったりする作品が多いことから、交配したら餌として狩られたり、性病もふくめて病気をうつされたのだろう。
ホモ・サピエンスは他の人類種族よりも筋力は弱く、体格も小さい。他の人類種族のメスと交配できるとすれば、他の人類種族が捕らえるために罠として体を張ったか、衰弱していたと考えられる。
人類がまだ統一されてなかった時代の世界と、現在の世界で人種が分かれている世界を混同すれば、たやすく人種差別による粛清が思想とする集団によって実行される。
ダーウィンの「種の起源」を読んだルイス・キャロルは、人間が血統では違いはなく数学の計算上では人種の違いもなく平等ということを証明しようとした。
ダーウィンの「種の起源」が、生物の進化についての他の動物や植物と人間という種族の進化、つまり環境の変化が人を猿から進化させたという進化論だけであれば、ルイス・キャロルは人間は数学の前では平等な存在と立証しようとはしなかっただろう。
優生学。ダーウィンの従兄弟ゴルトンによって19世紀後半に始められた「種の起源」の活用方法の学問が生まれた。
人種の生得的な質の改良と発展をめざすのを目的とする学問である。
この優生学の発祥の地、イギリスでは労働者や貧民層など下層階級の人々による国民の劣化が中心問題とされていた。
優生学がアメリカに移入されると、黒人や、南欧やアイルランドやスラブ系の移民など、劣等と判断された「人種」の問題の解決がま優生学の課題とされた。
またアメリカでは知的障害者などの断種も、第2次大戦後に優生学が勢いを失うまで盛んに行われていた。
こうしたアメリカの優生政策は、ナチスの模範となった。

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