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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 865

縄文時代から弥生時代の革新が人口を増加させたのと似ている。青銅と鉄の製造技術によって、鉄の剣などの武器や鍬などの農耕具か製造された。農耕具の生産により、米の生産量が増えた。同時に武器による戦いで、貯蓄された米、労働力となる人間、耕作地の奪い合いの問題を引き起している。弥生時代は狩猟中心だった食糧供給が農業へと変革した。
3回目の人口増加のイギリスから始まった産業革命は、経済の中心が農業から工業へと大きく変革した。産業革命によって人々の生活様式は大きく変容した。産業革命は生産性を向上させた。その反面、工場を経営する資本家による労働者の酷使、環境破壊などの深刻な社会問題を引き起こした。
弥生時代には、農奴の酷使などの問題があった。戦で敗れた邑(むら)の人間を使役することにより、身分制度が確立していった。
邑(むら)とは、囲いこむという意味がある。人を囲いこむところという意味がふくまれている。
地球の温暖化の影響で、縄文時代から弥生時代に移り変わる直前は人口の減少が起きている。気温の変化の冷え込みによる影響とも考えられている。
イギリスから始まった産業革命は蒸気機関と石炭の採掘で、採掘時の粉塵などにより、地球温暖化を進めている。もし、産業革命で石炭を採掘し、蒸気機関を動かすために燃やしていなかったら、現在の地球温暖化の異常気象は起きていなかったと考えられている。
蒸気機関ではなく魔法や呪術による技術革新だったとしたら、もっと人類の生存に、深刻な影響を及ぼしていたかもしれない。
産業革命がなぜイギリスで始まり、当時、イギリスの状況として都市への人口集中、市場経済の発達などがあり、ほぼ変わらなかった中国の長江デルタ地域や日本の江戸や畿内では、なぜ産業革命が起きなかったのか。
イギリスでは石炭が容易に入手できたこと、さほど遠方ではない、アメリカ新大陸の植民地から食糧などを輸入できたことを挙げられる。
産業革命以前の世界は、一定の面積を有した土地から、食糧や森林資源を、しかも再生可能な形で生み出していかなければならないという土地の制約に直面していた。ところが、イギリスでは、エネルギー源として森林資源ではなく石炭を使用することができ、しかも食糧を新大陸から輸入するが可能であるため、土地の制約から自由になれた。中国や日本は考え方から、土地の制約から逃れられなかった。
特に日本は弥生時代から米の生産を続けてきて、土地に価値をおいていた。輸入で土地の制約から自由になる発想は、鎖国していて禁じられていた。
イギリスでは植民地との交易を通じて、農民の減少という変化から、都市化が進展した。
これによって、イギリスでは、賃金が他国よりもかなり割高となり、綿工業などでは労働を節約するために、機械を利用する新技術を開発しようという考え方が生まれた。イギリスでは、労働が割高で、機械設備が割安だった。
他国ではそうではない。特にアジア諸国では、賃金がイギリスよりも安価で、綿工業において、機械での生産を行うことはむしろ割高だった。
ロンドン万博は、人口爆発の最中で行われた。イギリスではいち早く人口増加が開始した。薪などエネルギーの生産にも供されていた土地は食料生産に特化していった。これにより穀物価格が安くなった。そのため今まで所帯を持てなかった若者が結婚し子供を持つようになった。
このあたりの食糧供給の安定と結婚増加で人口が増えるのは、弥生時代とあまり大差はない。

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