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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 87

七海はドアに背中をあずけたまま、その場でずるずると座りこんでしまった。
「ん、どうしたのかな、立ってるのもつらいのか?」
隆史は七海の前に来て見下ろしている。
(絶対、こんなのおかしいっ、こいつにキスされただけで、軽くイッちゃって立ってられなくなるなんて)
隆史がしゃがんで七海の乳房のふくらみをパーカーの上からいきなり揉みまわすと、七海は思わず「あぅっ、あぁっ……んっ」とあえいでしまった。
「俺に名前を言わないと、キスしながら胸を揉みまくるぞ」
隆史は息を乱して、灘目になっている七海に言った。
「や、やめて。わかった、名前を言うからぁ、あたしは関口七海だよ」
「そうか、ななみっていうのか。何歳だ?」
「言ったら、ここからあたしを出してくれる?」
「じゃあ今はいいや」
隆史はあっさりそう言って立ち上がる。
「ねぇ、あたしに何をしたの?」
「キスして、ちょっと胸を揉んだ。それだけだけど」
「そういう意味じゃなくて……その、なんていうか……」
急に体が敏感になってしまった理由がわからず、しかし、今すぐ立ち上がれないほど、服の上から胸を揉まれただけで感じまくっていると言うのを七海は恥ずかしかった。
「関口七海は今日から俺の女だ。パチンコやスロットが好きなら、これからも続けもかまわない。生活費とかは必要があれば支援するから相談してくれ。もし、俺の子を妊娠したら産みたければ産め。俺の名前は檜垣隆史だ。よろしくな」
「え、産みたければって……ええっ?!」
七海は目の前にいる小太りの男がわけのわからないことを言い出したので困惑した表情を浮かべていた。
媚薬を与えてしばらくすると、もう隆史とセックスすることだけ考えられなくなる女性もいるが、七海は敏感になっているが壊れていないのが会話からわかったので、隆史はうれしかった。
「ここの店長は俺の知り合いで、この事務所は俺が連絡するまで貸し切りだ。いくら七海が声を上げても誰も来ないから、ここで七海を犯してもいいが、七海の自宅かラブホテルのほうが俺はいいと思う」
「いいと思うってなんでよ?」
「七海がやったあと気持ち良すぎてそのまま眠ってしまったら、その間はこの事務所が店長や従業員が仕事で使えないだろう?」
(逃げられるかな。でも、この状況よりかはましかな)
七海は少し考えて緊張しながら「ラブホテルで」と小声で言った。
隆史はスマホで店にタクシーを呼んだ。
(タクシーなら運転手に泣きつけば、警察署まで連れて行ってくれるかも)
警察署に行ったところで、隆史が逮捕されることはないのだが、七海はそんな裏事情とはかけ離れた生活をしているので思考の範囲外である。
隆史はわざと隙を作って、七海の気持ちが安心と不安に揺れているのを楽しんでいる。
腰が抜けたような状態の七海を店主と隆史が酔っぱらいを運ぶように肩をくんで、裏口からタクシーの後部座席に乗せた。
「隆史さん、帰りですか?」
「いや、今は近くのラブホテルまで頼む」
「わかりました」
運転手と隆史の会話を聞いて、七海は運転手に警察署に連れて行ってもらい保護してもらう考えが砕かれたのがわかった。七海はタクシーに運ばれたときに、自分で歩こうとすると、ふらふらして歩けないのがわかっている。

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