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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 854

歩美と充彦は姉弟で、関係が両親からバレたら絶対に引き離される運命だった。しかし、充彦が生まれ変わり、小林秀樹という生徒になったからといっても、このふたりの交際は前途多難だと真凛は思った。
伊豆倉歩美は、夢というか妄想が実現することになった。

「充彦、気持ちいい?」

歩美に小さなペニスを舐められ、秀樹がビクッと身を震わせる。

「歩美っ、ああっ、おしっこ出ちゃうから、あっ、くっ!」
「ふふっ、おしっこじゃないわ。これは精液っていうのよ」

愛結に連絡を入れたあと、伊豆倉歩美と小林秀樹は、ラブホテルで貪るように愛しあっていた。
歩美はうっとりと秀樹の初射精を終えた敏感なペニスを舐めまわすのだった。

精通は平均10歳から13歳ぐらいだが5歳で精通があったという研究結果も残されている。第二次世界大戦中のドイツでは、捕らえられた人たちがさまざまな実験に使われた。
歩美と充彦という愛しあう姉弟を、ドラッグを服用した運転手が信号無視で、死によって引き離した。
しかし、愛結と佳乃が愛しあって暮らしたことで、運命が共鳴するように変わっていく。
前世の充彦だった頃の記憶と歩美への愛情を思い出して、小林秀樹は、伊豆倉歩美に死んでも変わらなかった愛を告白することになった。
遠野物語のおしらさまの由来の伝承と、古事記のスサノオが羽衣を織る天女を死なせてしまった逸話は表裏のように逆の変換が起きている。
同時に馬を愛した娘の逸話は、アマテラスとスサノオという姉弟神のあいだに秘められた愛につながっている。
遠野物語のおしらさまの由来の伝承では、娘の父親が馬を惨殺して、娘と引き離そうとした。
愛する者たちを引き離そうとする力と、それでも愛し合おうとする心の力が、世界には存在している。

愛しあう時坂静と北條真凛を引き離そうとする力として、ストーカーの菊谷亨は北條真凛を襲うはずだった。時坂静の北條真凛を愛する心の強さは、北條真凛を避難させ、ストーカーに対しての警戒は徐麗花の運送業者を利用したことで、ストーカーにとって天敵ともいえる元公安の探偵である本条恵に、菊谷亨の行動を阻止させるだろう。
引き離そうとする力と、それでも愛し合おうとする力のせめぎあいは、虚構の世界と現実の世界のどちらでも起きている。

この世界は力の差異で、運命は動いていく。しかし、その力の差異自体を理解することはできないので、その差異の反復を繰り返し想像するしか考えることができない。
また、世界の運命は欲望の力によって動いている。欲望は好き勝手に飛び回り、それが結果として、様々なせめぎあいを生み出している。
人間も本来、欲望の産物であり、欲望のおもむくままに生きたいという欲求を持っている。しかし、飛び回りたい欲望を社会や家庭が抑圧することによって、自分はこういう人間だというイメージの型=アイデンティティに押し込められて生活している。

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