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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 842

フェーズBやフェーズCでは、ネズミにも関係性や階級闘争が群れに発生した。自分が群れのなかでどんな役割があり、どのような立場か、群れから不要な存在として排斥されないように考え行動する習性がある。自己顕示欲は群れの習性から、群れのなかで自分の安全を確認したいという生存本能とつながっている。
相手が自分にとって安全な相手かを認識したいという習性は、オス、メスでどちらにもある。
交尾して、安全に産み、仔ネズミを一緒に育てることに協調してくれる相手を選別することがメスには必要で、群れの認識が自分と伴侶と仔ネズミになる。
オスネズミは、自分を攻撃しない自分と同等で生存するために協力的か、いざとなれば安全な暮らしやすい巣から追い出せる立場が下の相手を選ぶ。オスネズミは、群れの認識がメスネズミのように変わらない。
メスネズミにとって、巣はオスネズミよりも特別な場所で、最も安全に暮らせる場所でなければならない。
ネズミと人間で共通しているのは、脳内の灰白質や腹側線条体の働きでドーパミンが出ることで、超正常刺激による行動を促すということ。
超正常刺激とは、通常の刺激を誇張して感じさせ、本物よりも魅力的に増幅させて感じさせ、動物に特定の行動を引き出す刺激のことである。
鳥類の超正常刺激に関する研究では、巣の本物の卵を鮮やかな斑点で彩った偽物の石膏の卵とすりかえたところ、母鳥は偽物の卵の上に座り孵化させたがる傾向をみせる例などが報告されている。
脳に超正常刺激を促がされ、脅迫的性行動によって交尾や性交を行う動物ということが共通している。
舌の味蕾で味覚として本来感じているのは、甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5つの味覚で、辛さや渋みは痛覚で厳密には味覚にはふくまれない。しかし、辛い料理が好きという人はいる。
脳は体のとらえている情報を、すり替えて認識させるというのは、めずらしいことではない。
古事記の天の斑馬(ふちこま)の記述が超正常刺激について暗示したものであれば、スサノオがアマテラスの心情を思いやる余裕もないほど、激しく欲情していたことを伝えていることになる。
ライオンは百獣の王として世界中に知られている屈強な動物だが、ライオンはビッグキャットとしては唯一、集団生活をおくっている。
プライドと呼ばれるライオンの群れは、1頭から数頭のオスと10頭前後のメスや仔ライオンで形成されている。
プライドのメス同士は姉妹や母子など血縁関係がある。そのため、メスライオンの絆は非常に強く、一生、同じプライドに属すことが知られている。
メスライオンは常にプライドの長であるオスを評価し、時には追い出すことさえある。つまり、メスライオンは常に一定の縄張りで一族のメスと生活し、それを子孫に受け継いでいく。
例外的に群れの仲間と関係性が悪い場合や食料難の場合など、仔ライオンを連れてプライドを離れることがある。

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