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媚薬の罠
官能リレー小説 - レイプ

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媚薬の罠 841

性交が行われるはずのない女性ばかりの場所で、スサノオに機織の天女たちの目の前で、アマテラスがレイプされたと記るすのは、あまりにおそれおおいと避けられたとも考えられる。
「見畏(みかしこ)みて」とは自らを罰して、反省してという意味がある。スサノオを高天原に受け入れたのを反省してという意味とも、レイプされたことを恥じてとも読めるが、高天原の八百万の神の前からアマテラスは、引きこもって身を隠してしまう。
姫川愛結は、おかしいと怪しんだ宅配業者が警察に通報したことで、念のために訪問した警察官に救助された。愛結の気持ちなどまったく考えずにレイプしていたストーカーは、スタンガンで抵抗したが、激怒した警官に警棒で頭部を殴られ気絶し、現行犯逮捕された。
堕胎後、愛結はアマテラスのように実家に引きこもっていたが、親友の時坂静が頻繁に訪問した。愛結が堕胎して殺してしまった赤ちゃんに申し訳なくて、自殺したくてもできないし、とても死ぬのはこわいという話を聞いて、時坂静は一緒に泣いた。男性不信は愛結の心に強く残り、時坂静と同じレズビアン専門のデリヘル嬢になることを選択した。

日本最古のレイプについて記述されている古事記から、現在のエロマンガまで、愛しさではなく、ナルシスト的な自己顕示欲を満たすために相手を虐待することに快感を得る傾向や、相手をまるで人ではなく、快感を得るための道具のように扱うサディスト的な想像力によって生みだされ、また読まれてきた数多くの創作物がある。
聖戦シャングリ・ラの世界ならば、蛇神ナーガの淫獄。古事記であれば、高天原で暴虐を行ったスサノオに関する記述などがある。
エロマンガの男性が射精するシーンで、射精する男性の姿が大きく描かれずに、凌辱される女性の姿がおもに描かれる傾向や、ストーリーの展開ですら、嫌がる相手を凌辱して屈服させようとする内容の作品まで多くある。
ストーリー上では恋愛の愛情表現やスキンシップとしての性交のはずなのに、画面の構成や人物の描かれかたで、女性が性欲処理の道具のように扱かわれる表現にすりかえられてしまう。
さらに、相手の自己肯定の顕示欲を満たすための役割を忠実に行う思考やセリフや行動しかしない、人間性を初めから奪われた登場人物まで想像されている。
実際に恋愛をして相手と心を通わせることは、相手の心を思いやる気づかいや、〈UNIVERSE 25〉のオスネズミが餌や巣穴を確保する争いに勝たなければメスネズミの伴侶が得られないように、それなりの収入や資産が、相手に対して卑下しないでいられる自信のために必要になる。
恋愛が群れの階級闘争に組み込まれたフェーズでは、厳しい選別にさらされ、オスネズミ同士でも差別が生まれる。男性は同性のあいだでは習性として、あまり協調性を重視しない。心のどこかにどれほど親しくても、競争相手という意識があり、自分が尊敬できるか同等と思える相手しか仲間とは認めない傾向がある。
メスの群れでは、協調性を重視する仲間づくりが行われる。調和と安全を乱すと判断すれば選別する。そのため恋愛相手にも協調性を求める傾向がある。

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